概要・活動内容
お風呂で過ごす癒しの時間「フローライフ」の提案として、常滑焼浴槽及び浴室回り品の開発を行います。中部国際空港「セントレア」を擁する常滑市は、千年の歴史・伝統・文化のある、日本を代表する「やきものの街」として知られています。現在の伝統的常滑焼は、急須・湯呑など茶器、食器・焼酎サーバー・茶香炉・風鈴・置物など、永年培われた常滑焼の技術・技法が継承され様々な商品が製造されています。今回のTOKONAME「フローライフ」プロジェクトは、お風呂で過ごす癒しの時間をテーマに、「究極のお風呂場空間」を提案いたします。常滑 焼伝統技法の「よりこ造り(粘土を棒状にしてカメなど大物製品を造る技法)」で、やきものの浴槽を制作、浴槽まわりの商品群には、平流し・手洗い鉢のほか小物類に、和のテイストを活かした常滑焼新商品を制作しました。
開発商品例
・大物作成技術に伝統工芸技法及びデザインを融合した常滑焼浴槽
・一人一人が和の生活を便利に楽しめる常滑焼平型手洗い鉢と歯磨き鉢
・庭仕事やガーデニングに和の空間と実用性を提供する常滑焼地流し
第41回常滑焼きまつり
8月25日(土)~26日(日)常滑競艇場において、「第41回常滑焼きまつり」を開催し、参考出展(常滑焼浴槽及び浴室周り品の紹介)を行いました。
第37回建築総合展NAGOYA2007
10月11日(木)~13日(土)名古屋吹上ホールにおいて、「第37回建築総合展NAGOYA2007」を開催し、常滑浴槽及び浴室周り品の紹介を行いました。
東京ビックサイト
11月24日(水)東京ビッグサイトにおいて、常滑焼浴槽及び浴室周り品の紹介を行いました。 展示会は、浴槽・浴室回り空間の提案を主にしたレイアウトで、浴槽をメインに展示しました。来場した方で「常滑焼」を知っているのは7割程度、「常滑焼=土管・朱泥急須」といったイメージを持っている方がほとんどで、「常滑焼浴槽」を初めて見る人ばかりでした。アテンドを担当した参画者らに制作の行程を熱心に聞く建築関係者の姿も見られ、「陶器の浴槽を希望する個人のクライアントも近年出てきており、他産地と比べて『重廣感』『高級感』がある」と好評でした。また、織部のアクセントタイル、浮かぶ風呂の蓋等も、建築関係者らの興味を引いていました。
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常滑商工会議所
〒479-8668愛知県常滑市新開町5-58