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概要・活動内容
尾鷲海洋深層水と自然などを組み合わせて得られる「癒し」の効果を最大限にアピールしながら、深層水を活用した観光プログラムの開発と観光土産品・特産品の開発を行い、滞在型観光振興を展開を図ります。
海洋深層水及び海洋深層水活用型温浴施設の利用普及
I.深層水を活用した観光滞在プログラム開発
(1)深層水温浴施設PR活動(パンフレット・ポスターの作成)
(2)深層水温浴入浴と、夢古道おわせの体験・物販・飲食などを併せたパンフレットの作成を通じて「滞在時間の長時間化=観光滞在プログラム化」を図ります。
II.深層水PR事業
(1)宿泊施設での入浴に、海洋深層水から抽出したニガリの利用を普及(東北大学にニガリ湯の効果の研究を委託)
(2)アクアステーションでの「深層水フェスタ」にて本事業PR(ニガリ湯体験など)
III.深層水を活用した特産品開発
(1)海洋深層水を活用したシャンプー・リンス・ボディソープ・化粧水の試作品開発(三重TLOへの委託)
(2)海洋深層水を活用した特産品開発(市内食品関連業者への委託)
IV.来訪客受け入れ体制の整備
(1)キャッチフレーズ等の作成
試作品開発状況
(1)三重TLO(三重大学内)に委託し、海洋深層水を活用したシャンプー・リンス・ボディソープ・化粧水を開発中です。完成品は、夢古道おわせにオープンする海洋深層水活用型温浴施設での利用を図ることで、温浴施設のPR媒体としても活用していきます。
(2)市内から海洋深層水を活用した特産品開発希望者を募り、結果6件の事業者による試作品開発が始まる。現在、漬物・飲料・水産加工品・塩・麺・豆腐を開発中です。
海洋深層水を活用した地域活性化策の推進
海洋深層水には富栄養性・低温安定性・清浄性という三大特性があり、全国では既に様々な製品が市販されています。その深層水を当市活性化の起爆剤にすべく尾鷲市では第一段階として平成14年に暫定取水を始め、市内及び近隣市町村企業での深層水利用を進め、最終的には平成18年3月に深層水事業の取水・分水施設である「アクアステーション」が完成し、当市の海洋深層水事業が本格化となりました。更に、平成19年2月にオープンした「夢古道おわせ」には、この海洋深層水を活用した温浴施設のオープンを平成20年4月に控えています。又、この深層水は県内外にも注目され既に当市海洋深層水工業団地には大阪の企業が進出し尾鷲名水?を設立、そこで製造されたミネラルウォーターが現在、全国に販売されています。他にも、三重県中小企業家同友会有志が製塩事業や体験事業を目的におわせ深層水しお学舎?を設立し、こうした進出企業が拡大しつつあります。当商工会議所では、前出の夢古道おわせ運営会社である「?熊野古道おわせ」設立を支援してきた経緯から、本補助事業の活用で海洋深層水の利用普及促進と、海洋深層水活用型温浴施設の利用促進を図り、地域活性化を推進したいと考えています。
深層水フェスタ「深層水の日」
10月21日(日)、アクアステーションにおいて、「深層水フェスタ(深層水の日)」を開催しました。足湯でのニガリ湯体験・温浴施設をPRしました。
モニター調査、研究、アンケートを実施
深層水から抽出されたニガリを使用した豆腐の試食(前出)とアンケートを実施予定(1月)。
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
尾鷲商工会議所
〒519-3611三重県尾鷲市朝日町14-45