このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

東京・日本橋から京都・三条大橋まで続く東海道は古来より日本の主要な幹線道路として発展してきました。陸上交通の要としてだけでなく、経済や文化の交流や情報伝達の手段としても重要な役目を担ってきたといえます。また、徳川家康がその街道沿いに五十三の宿駅を置き、一里塚を設置して街道としての整備を行って以来、それぞれの宿場町は独自の文化や歴史をはぐくんできました。 「東海道五十三次ブランド」推進事業では、今に伝わる東海道五十三宿場町等の発展の歴史や文化に着目し、観光・産業等の地域資源を掘り起こし、体系的に整理するとともに、宿場町等が連携して沿線地域の活性化・ブランド化を図るための具体的方策を検討、提案することを目的としています。

「東海道五十三次ブランド」推進事業の取り組みについて

 東海道五十三宿場町等の歴史や文化、観光、産業等の地域資源を調査・研究し、連携して「東海道五十三次ブランド」を推進するための方策を提案します。「東海道五十三次ブランド」調査委員会委員の協力を得て、沿線の商工会議所宛、所管内の宿場の資源調査を行いました。
 「東海道五十三次ブランド」を普及し、活性化につなげるため、関宿(三重県)、大津宿(滋賀県)、袋井宿(静岡県)でフォーラムを開催しました。

「東海道五十三次ブランド」調査委員会の設置

 「東海道五十三次ブランド」推進事業では、沿線の商工会議所連合会、商工会議所が連携して「東海道五十三次ブランド」調査委員会を設置し、本事業を推進しています。
 【東海道五十三次ブランド調査委員会】
 構成団体(順不同)東京商工会議所、神奈川県商工会議所連合会、(社)静岡県商工会議所連合会、愛知県商工会議所連合会、三重県商工会議所連合会、滋賀県商工会議所連合会、亀山商工会議所、大津商工会議所、袋井商工会議所、京都商工会議所

 ●「東海道五十三次ブランド」フォーラムin関宿
 日時:平成19年11月4日(日)15:00~17:00  
 [関宿街道まつりと同日開催]
 場所:関地蔵院(三重県亀山市関宿)
 [内容]
 ◇基調講演:今に繋がる町並みと生活に息づく文化-関宿の景観保存とその活用-
 郷土史家 岡田集平氏
 ◇事例紹介:川と街道が織りなす交流文化都市・桑名
 桑名市産業振興部 観光課課長 伊藤正幸氏

 ●「東海道五十三次ブランド」フォーラムin大津宿
 日時:平成19年11月28日(水)14:00~16:30
 場所:コラボしが21 大会議室(滋賀県大津市)
 [内容]
 ◇基調講演:大津繁栄の軌跡-宿場町、港町、門前町-
 成安造形大学 学長 木村至宏氏
 ◇パネルディスカッション:暮らしとまちなみ、歴史との融合-街中活性化事例にみる大津-
 ◇パネリスト:大津市歴史博物館 館長 松浦俊和氏
 石坂線21駅の顔作りグループ 代表 福井美知子氏          
 NPO法人大津祭曳山連盟 理事 船橋寛次氏
 ◇コーディネーター:星城大学 経営学部 教授 岩田均氏

 ●「東海道五十三次ブランド」フォーラムin袋井宿
 日時:平成19年12月13日(木)14:00~16:30
 場所:袋井市総合センター 大会議室(袋井商工会議所ビル4階・静岡県袋井市)
 [内容]
 ◇基調講演:街道を活かす織りあいの思想と手法-街道文化の掘り起こしとミガキアゲによる観光振興-
 NPO法人全国街道交流会議 代表理事
 財団法人静岡政経研究会 地域産業研究所 常務理事・所長 田中孝治氏
 ◇パネルディスカッション:先人の知恵を今に活かす-地域資源の活用事例- 
 ◇パネリスト:袋井市観光協会 会長 太田忠四郎氏
 三島商工会議所常議員 (有)うなよし代表取締役
 うなぎ横町町内会長 関野忠明氏
 歴史を楽しむ市民の会駿府静岡歴史楽会事務局長 竹内礼子氏        
 藤沢宿・遊行の盆実行委員会事務局長
 藤沢商工会議所 専務理事 金井正志郎氏
 ◇コーディネーター:星城大学 経営学部教授 岩田均氏
 ◇アトラクション:藤沢宿・遊行の盆 創作踊り-遊行ばやし、ささら交歓唄、藤沢盆のこいうた-
 [出演]神前舞研究会グループ翔、湘南八寿花会

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