このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

龍野にある、古くからの地場産業や多様なモノづくり技術、恵まれた地域資源を活かした特産品開発を展開。「龍野」のブランドイメージを構築し、全国へ発信するとともに販路拡大を目指します。

オリジナル企画商品の開発

 皮革1次加工事業者は、自社の革素材や技術を活用したオリジナル企画商品の試作品(ハンドバッグ等)を完成させ、販路拡大に向け取り組んでいます。また、レザービードロ製皮革アクセサリーは、モチーフを龍野で親しまれている「赤とんぼ」を中心に作り改良を重ねています。
 醤油や素麺では、地元産小麦を利用した商品開発のほか、コラボレーション企画も実施。また、地元の恵まれた農産物を長年の焙煎技術で加工したお茶や独自技術を活かし試食でも評判の良い梅ゼリーはパッケージデザインや販売ルートの検討段階に入っています。

講習会の開催と販売促進活動の実施

 新たな特産品が21世紀の地場産業の創出に繋がるよう、「龍野ブランド」として全国へ展開するために必要なマーケティング・リサーチの手法等をセミナーで学ぶだけでなく、ワークショップや個別プロモーションを実施しました。龍野ブランドのコンセプト「Traditional 龍野」は受け継がれてきた伝統を大切にしつつ新しいことにチャレンジする龍野"をイメージしています。

21世紀の新たな地場産業の創出を目指す

 龍野地域には「皮革・素麺・醤油」の3大地場産業があります。皮革の1次加工〔鞣(なめし)〕は全国トップクラスの産地ですが、2次加工〔製品づくり〕は遅れが目立っており、その育成と最終製品の創出が急務の課題となっています。
 また、江戸時代より300年間続く淡口(うすくち)醤油と手延素麺に次ぐ、第3の食品特産品づくりも久しく地域の懸案とされてきました。そこで当所では平成17年度より新たな特産品開発を目指し取り組みをスタート。特産品の開発手順や販売の仕組みだけでなく、平成18年度には先進事例視察等を実施するなど地域連携やマーケティングの研究も進めてきました。
 平成19年度は「龍野ブランド」の価値を共有財産とした商品づくりを行い、新たな地場産業の創出を目標に取り組んでいます。

「龍野ブランド」を全国へ発信!

 今回の21世紀の新たな地場産業創出に向けた特産品開発は、従来の地場産業とも一体となり「龍野ブランド」として全国へ向けた展開が始まっています。H20年3月中旬には、今回の事業で構築しつつある龍野ブランドの説明会を龍野商工会議所にて開催予定です。

セミナー、ワークショップ、個別プロモーションの開催

 平成19年8月20日、11月27日龍野経済交流センターにて試作品等の市場調査及び、全国展開を目指した販路開拓についてセミナーを行いました。また、同センターにて平成19年9月5日、25日、10月9日、23日に個別商品の提案及び、マーケテイング計画等についてワークショップを開催しました。平成19年11月9日(金)からはマーケティングについての個別プロモーションを行っています。

たつの市民まつり

 平成19年11月3日(月)、たつの市役所周辺でレザービードロ製皮革アクセサリーを出展しました。

たつの皮革まつり、ひょうご皮革総合フェア

 平成19年11月24日(月)~25日(火)、赤とんぼ文化ホールでレザービードロ製皮革アクセサリー、龍野皮革2次加工製品(ハンドバッグや衣料等)を出展しました。

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龍野商工会議所

〒679-4167兵庫県たつの市龍野町富永702-1龍野経済交流センター