このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

高梁の最大の魅力である「城下町」を観光に活かしていくため、地域歴史的資源、小規模事業者、大学などまちぐるみで徹底活用し、観光プログラムを開発します。

備中「高梁~玉島」高瀬通したどるツアー(講師・吉備国際大学文化財学部臼井洋輔先生)を実施

 平成19年度「城下町高梁・高瀬舟再発見プロジェクト」(地域資源∞全国展開プロジェクト)事業として、城下町の資源を活かした新しい観光を進めていこうと、「高梁~玉島」の広域観光推進プログラムを実施しています。今回は、高梁と玉島地区を結んだ運河「高瀬通し」(倉敷市船穂~玉島間の約10)にスポットをあて、高梁と玉島の歴史的つながりを再発見することを目的に、高梁商工会議所青年部(石井勝司会長)・高梁商工会議所合同(主催)で、11月23日(金)に、高瀬通しをたどるツアー(高梁地域づくり交流会共催)を行いました。

備中「高梁~玉島」産業観光を巡るツアーを実施

 平成19年度「城下町高梁・高瀬舟再発見プロジェクト」事業として、城下町の資源を活かした新しい観光を進めていこうと、「高梁~玉島」の広域観光推進プログラムを計画しています。玉島地区(倉敷市)は約350年前、現在の高梁市を中心とした備中松山藩・水谷公により新田開発が行なわれた同じ備中松山藩の飛び領地。玉島港は来年築港350年を迎えかつては玉島と高梁は、高梁川と高瀬通しで結ばれ、高瀬舟を通じて交流が盛んに行われていました。こうした歴史的つながりを掘り起こし、再発見していくと同時に、これからの玉島~高梁一体観光に繋げていこうというもので、今年度備中「高梁~玉島」一体観光コースの第2弾として、9月28日(金)に、備中「高梁~玉島」産業観光を巡るツアーを高梁商工会議所広報委員会・高梁商工会議所主催(高梁地域づくり交流会共催)で実施いたしました。

「新島襄と草創期の高梁基督教会の史跡めぐり」を実施

 高梁商工会議所と高梁市青年経済協議会は合同で、12月8日(土)地域資源∞全国展開プロジェクトの一環として初の「新島襄と草創期の高梁基督教会の史跡めぐり」(高梁地域づくり交流会共催)を開催いたしました。当日は会場の高梁基督教会(県指定史跡)に関係者含め24人が集合、青年経済協議会井上会長の挨拶の後、講演会に入り、講師の高梁基督教会牧師八木橋康広氏より「新島襄と草創期の高梁基督教会」をテーマに講演をいただきました。続いて、八木橋牧師に解説をいただきながら史跡めぐりを行い「教会堂前」で説明をいただいた後出発、「順正女学校発祥の地」(向町)、「順正女学校寮跡」(伊賀町・県史跡)、新島襄と交流のあった備中松山藩士加納格太郎のお墓のある「頼久寺墓地」、二宮邦次郎、福西志計子、木村静、赤木蘇平をはじめ草創期の高梁基督教会を支えた方々のお墓のある「共同墓地」、高梁基督教会初代牧師を務めた「二宮邦次郎の生家跡」(御前町)を巡りました。そして、福西志計子も講義を受けた山田方谷の私塾「牛麓舎跡」、有漢教員養成所が前身の「高梁日新高校前」、明治 12年の初代県議で高梁にキリスト教を導き入れた「柴原宗助邸跡」(本町)、明治12年キリスト教講義所兼診療所が置かれた「重屋旅館跡」(新町)、天誅組の乱に参加した備中松山藩士の「原田亀太郎生家跡」、明治16年に民家を改装して仮の教会堂とした「旧高梁基督教会跡」(鍛冶町)、明治5年学制公布により高梁小学校となり、福西志計子、木村静が教員としてつとめていた「藩校・有終館跡」の13か所を巡りました。

映画「バッテリー」ロケ地巡りツアーを実施

 高梁商工会議所とたかはしフィルムコミッション(石井雅之会長)は合同で、高梁市内でロケの多くが行われた映画「バッテリー」ロケ地巡りツアーを12月15日(土)に実施いたしました。ツアーには主催者含め19人が参加、ロケを支援した「たかはしフィルムコミッション」のメンバーの案内で備中高梁駅前をバスで出発、R484ループ橋展望台、大福寺、成羽川河川敷、なりわ運動公園の丘を巡り、同公園でロケ弁をいただきました。続いて、芳烈酒造(高梁市有漢町)訪問、社長にロケの説明をいただきながら酒蔵見学もさせていただいた後バスで高梁市街地に戻り、高梁市川端町から徒歩で、映画で主役の通う新田東中学校となった県立高梁高校を訪問。同校では小網先生に案内いただきながらロケの行われた御殿坂、体育館などを見学いたしました。そして中洲公園付近、武家屋敷通り、巧の家(柏木邸)を巡り、そして今回のツアーに合わせロケで使用された台本、ユニホーム、パネルなどを特別展示(たかはしフィルムコミッション主催)している観光物産館「紺屋川」で、説明をいただきながら展示を楽しみました。また最後に、市役所職員駐車場を巡り、備中高梁駅に戻りました。参加者は、高梁市内のロケ地約10か所を巡りながら、映画のシーンと重ね合わせながら、ツアーを楽しんでいました。

備中「高梁~玉島」地区の一体観光を推進

 近代化遺産や映画ロケ地をはじめ、今まで活用されていなかった城下町の資源をまるごと活用した、新しい観光を推進する。同時に江戸時代備中松山藩のとび領地で、高梁川と高瀬通しでつながっていた歴史的つながりの深い倉敷市玉島地区と連携し、備中「高梁~玉島」地区の一体観光を推進します。

マップを作成

 近代化遺産めぐりマップ、映画バッテリーロケ地巡りマップ、新島襄と草創期の高梁基督教会の史跡めぐりマップなどを作成しました。映画バッテリーの大半のロケ地となり、新しい魅力が加わったため、タイムリーな時期にツアーやマップ作りができ大きな話題となりました。

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高梁商工会議所

〒716-0033岡山県高梁市南町16-2