概要・活動内容
湾沿岸と島嶼部を一体的にとらえた湾域全体の連携の下、修学旅行を対象とし、既存の2大観光(原爆ドーム、宮島)と他の地域資源を活用した四季折々の多様な体験学習プログラムを開発します。
地域資源∞全国展開支援事業を活用し、ステップアップ!!
(1)広島ベイエリアにおける体験学習プログラムをピックアップし、宿泊施設の情報や安全対策としての医療機関等の情報を掲載したPR用パンフレットの作成。
(2)PR用パンフレットを活用した、修学旅行誘致活動のノウハウの研究
(3)インストラクター研修会等、人材育成のための研修会の実施
(4)特色ある特産品・土産品の調査及びデータベース化
(5)体験学習プログラム等を紹介したホームページの制作・開設
●インストラクター研修会
平成19年10月13日から14日、呉市、江戸島市において、「体験観光の意義・目的、体験プログラムの進め方」などの講演および座学を行いました。本研修会には32名が参加し、また「カキ打ち体験」や「竹炭作り体験」の実践研修も行いました。
●デモンストレーション研修会
平成19年10月19日から21日、周防大島町において、「体験観光の意義・目的、ホームステイの受け入れ方」などの受け入れ研修を行いました。また「みかん収穫」「いわし網漁」「波止釣り」などの各家庭別のプログラム体験も行いました。
スタートは「海生都市圏構想」から
広島商工会議所で平成9年に策定した「海生都市圏構想」(「海との関わりの充実」を基本テーマに5つのコンセプトによる広島湾域の交流・連携等を推進する構想)の具現化に向け、平成12年7月に広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会(広島県をはじめ、広島湾域における6市16町(当時)の自治体並びに商工会議所・商工会等で組織)を設立しました。
協議会では広島ベイエリアにおける港湾、宿泊、スポーツ施設、観光施設等の交流拠点の各種マップやリストの作成をはじめ、先進地域視察や、広島ベイエリアの歴史を船で探訪する「広島湾ベイクルーズ」の開催など、地域が一体となって交流・連携事業に取り組んできました。
平成17年には減少傾向が見られる広島ベイエリアへの修学旅行生受入数の増加を図るため、体験型修学旅行誘致アンケートを実施するとともに、協議会内に体験型修学旅行誘致連絡会議を設置しました。
平成18年度には「サービス産業創出支援事業(観光・集客交流サービス分野)事業化基本計画策定事業」の採択を受け、体験学習プログラムのニーズ再確認、データベース化、インストラクター研修会の実施等を行い、現在、平成19年度「地域資源∞全国展開支援事業」の採択を受けて事業の推進に取り組んでいます。
特産品・土産品についてアンケートの実施
広島ベイエリアにおける特産品・土産品についてアンケート調査をシンクタンクに委託して実施しました。データベース化を行い、広島ベイエリア土産品10選としてホームページ上でPRを行う予定です。
研修旅行に、修学旅行に、素晴らしい感動体験をご用意いたします!
広島湾域における体験学習プログラムは、地域の自然や生活文化を実感していただくと同時に、私たちと皆さまとの交流を深め、お互いに感動し、人としてなお一層高まっていくことを目的としております。
また、当地域では、さまざまな体験学習プログラムとともに、平和学習の場として平和記念公園をはじめ大和ミュージアム、海上自衛隊第1術科学校もございます。
広島湾域の自治体、商工会議所、商工会等が協力し、教育旅行あるいは研修旅行の目的に沿ったコーディネートを行い、思い出深く、また訪れてみたいと思っていただける体験を準備しておりますので、皆さま、是非お越しください。心からお待ちしております。
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
広島商工会議所
〒730-8510広島県広島市中区基町5-44