皮はもちろん果肉も赤く、通常のリンゴに比べて3倍ものポリフェノールが含まれている「赤～いりんご」（品種名＝御所川原）を、世界で唯一生産している青森県五所川原市。五所川原商工会議所では、平成20年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【「赤～いりんご」を活用した高収益事業の確立と事業体設立による全国ブランド展開事業】を実施。
概要・活動内容
これまでも「赤～いりんごワイン」や「赤～いりんごジュース」など、「赤～いりんご」を生かしたヒット商品が制作されてきたが、これらに次ぐ新商品を開発中だ。「自然菓子あるる」「竹鼻製麺所」など、市内5業者の代表で構成する商品企画開発部会によって新商品の試作品が制作された。「赤～いりんご」が持つ香りと味を損なわないようにブレンドされた炭酸飲料から、リンゴ果汁を含ませた麺やドレッシングまで、多彩な商品が提案された。
その他の活動
「赤～いりんご」を全国に発信するためのPR活動を積極的に実施。平成20年11月28、29日に千葉県船橋市で開催された「青森県津軽観光物産首都圏フェア2008」や1月9～12日に東京ドームシティで開催された「ふるさと祭り東京2009～日本のまつり・故郷の味」などの各種イベントに参加してきた。既存の商品の販売や試作品の市場調査を行い、リンゴのPR活動に加えて、新製品の商品化も進めている。
担当者からの一言
「果肉から枝や葉までが赤い『赤～いりんご』は、世界で五所川原にしかないリンゴです。このリンゴは、加工品にとても適しているとされています。ワインやジュース、ジャムまでは商品化していましたが、その先に進めていませんでした。本プロジェクトで、『赤～いりんご』とともに五所川原市が次のステップに進めたのではないかと思います。おいしいリンゴ商品を期待していてください」（担当：藤田磨さん）
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五所川原商工会議所
〒037-0052青森県五所川原市東町１７－５五所川原商工会館５階