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ニラやイチゴ、ハト麦などの生産が盛んな栃木県鹿沼市。中でもそばは、作付面積、生産量とも県内トップになっている。鹿沼商工会議所では、平成20年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【鹿沼そば地産多消広域プロモーション事業】を実施。

概要・活動内容

蕎麦の一大産地の特性を生かし、「顔がみえる」「技がみえる」「地域がみえる」鹿沼そばブランドを立ち上げた。ブランドの顔として、鹿沼そばを使った新商品を開発。もう一つの市の特産品であるニラと掛け合わせた「ニラそば」や、ほんのりとそばの香りが抜けていく「そば茶ゼリー」など、従来の概念に囚われないユニークなメニューが楽しめる。

その他の活動

そばの郷としての知名度を向上させるため、新商品を利用したPR活動を実施。パンフレット作成をはじめ、平成20年7月に京都で開催された「祇園祭あおぞら市」に出展。11府県50種以上の特産品が集まる展示会で県外へのプロモーションを行った。さらに平成20年9月には東京で開催された「ぐるなび展示会」に出展。そばの風味を最大限に生かした洋食メニューが、ぐるなびエディターからも高く評価された。

担当者からの一言

「山深くから流れる清流の恵みによって生まれる鹿沼そば。その香りとうま味を最大限に生かした新商品を開発するために、地元のフードコンサルタントに協力を依頼しました。提案されたメニューは、ゼリー、ポタージュ、ニョッキなど洋風のものばかりで、そばの風味は活かされるのだろうかと最初は不安を覚えました。しかし、想像以上に香りは引き立っていて、試食会でも好評を得られてよかったです。これからも、“関東一のそばの郷”を目指してがんばります」(担当:保木山義人さん)

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鹿沼商工会議所

〒322-0031栃木県鹿沼市睦町287-16