かんぴょうの全国総生産量の約9割を占める栃木県内でも、屈指の生産量を誇る小山市。小山商工会議所では、平成20年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【「かんぴょうの食材化とかんぴょううどん麺」の開発プロジェクト】を実施。
概要・活動内容
新開発された「かんぴょううどん麺」は、地元特産のユウガオの実を粉末にし、小麦粉に8~10パーセント混ぜてうどんにした乾めんだ。かんぴょうの原料となるユウガオは、現代の食生活に不足がちな食物繊維を豊富に含んでおり、新しい健康食品として注目されている。のどごしがつるっとしていて、モチモチ感が高いという食感も魅力的だ。
その他の活動
「かんぴょううどん麺」のPR活動のため、各地のイベントに参加。平成20年7月に京都で開催された「祇園祭あおぞら市」や平成20年9月の「ぐるなび商品展示会」、2月に東京ビッグサイトで開催されたギフトショー「feel NIPPON」など、国内外の流通関係者が集まる中で新商品の宣伝活動を行ってきた。健康指向が高まる中、新しい健康食品である「かんぴょううどん麺」は、ブースに行列ができるほどの高い関心を得ている。
担当者からの一言
「新商品開発に降りかかる数々の課題を、さまざまな業者の協力を得てクリアし、何とか完成に到ることができました。“かんぴょう”から“うどん麺”への道程は、予想以上に大きなハードルばかりで、助けていただいた加工業者や製麺所の方々には本当に感謝しています。今後、多くの方々にご利用いただきながら、この『安心・安全』な健康食を通して、産地の後継者問題対策や生産量拡大に寄与できればと思っています」(担当:大関幸秀さん)
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小山商工会議所
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