日本三景の一つ、厳島(宮島)があり観光産業が発達している広島県廿日市市。廿日市商工会議所では、平成20年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【はつかいちブランディングチャレンジ研究会】を実施。
概要・活動内容
同市で生産されている「平良いちご」は、1970年代をピークに近年流通量が減少していた。しかし、今、新しく「はつかいちご」と銘打たれ復興を遂げようとしている。研究会を中心に、生産者や小売業、コンサルタントなどを交えた連携体制が構築され、これまで農業とは無縁であったプロモーションやデザインなど商業の要素を取り入れながら事業展開している。引き続き、加工品などの開発が進められる予定だ。
その他の活動
廿日市から和と洋が合わさった新スイーツ「宮島アントチーズ」が誕生した。チーズケーキの中心に白あんが入っているのが特徴で、チーズのコクと餡の甘みに、イチジクとチェリーのピューレが酸味を加えている。コク、甘み、酸味のバランスが魅力だ。味は上記の「オリジナル」に加えて、あずきが入った「抹茶」とパイナップルが入った「パイン」、地元産のイチゴを使用した「イチゴ」の全4種類。また、器に宮島御砂焼を使用した贈答用もある。詳細は公式ホームページへ。
担当者からの一言
「『はつかいちご』というブランド名の決定は、最初のステップに過ぎません。続けて、どのように展開していくかがとても需要です。今後さらに戦略的に展開していきます。商品の開発点数をしぼり、確実に成果を残せるように取り組んでいきます」(担当:安葉貴之さん)
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廿日市商工会議所
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