日本三大水城の一つ、玉藻城(高松城)や国指定特別名勝の栗林公園などの名所がある香川県高松市。高松商工会議所では、平成20年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【高松再発見プロジェクト】を実施。
概要・活動内容
現在、Googleマップ上に「高松見所88選」が公開されており、市内に点在する絶景スポットやモニュメントなど88ヶ所が、画像入りで紹介されている。市民から寄せられた景観情報をもとに、同商工会議所が作成したもので、ハーバープロムナードの噴水から見たサンポート高松の風景や、老舗料亭「二蝶」の建物、モナリザの壁画など多彩な名所が登場。中には、桃太郎伝説になぞらえた鬼の石像や伝説の岩などもあり、有名観光地以外の高松の魅力を楽しむことができる。
その他の活動
伝統工芸や地場産業を活用した観光コースの開発も行われている。現在は松と盆栽をテーマにしたコースや、讃岐うどんと醤油工場を見学するコースなど、4つのモデル観光コースを設置。職人の仕事を間近に見られるだけでなく、盆栽針金かけや讃岐うどん手打ち、菓子木型を使っての和三盆型抜きなど、体験プログラムが組み込まれているのも魅力だ。
担当者からの一言
「高松市をはじめ香川県は讃岐うどんで全国的に有名になりましたが、ほかにも紹介したい伝統工芸や地場産業が多数あります。例えば、全国に数人しかいない菓子の木型職人や全国唯一の竹細工職人がいます。今回、東京で開催された『feel NIPPON』でも『讃岐の手業』を中心に出展しましたが、今後も全国にアピールしていきます。また、『高松見所88選』は、高松商工会議所のホームページから見られます」(担当:河内亮さん)
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高松商工会議所
〒760-8515香川県高松市番町2-2-2