仙巌園・尚古集成館や鶴丸城跡など薩摩藩の史跡が多く残る鹿児島県鹿児島市。鹿児島商工会議所では、平成20年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【地域連携で実践する観光の新たな魅力づくり事業】を実施。
概要・活動内容
鹿児島、熊本、宮崎の3つの商工会議所が連携して、観光振興への取り組みを行っている。平成20年には1000名規模の会議を行い、広域観光の意義や推進策についての講演や、課題と地域資源の活用についてのパネルディスカッション、観光・地域資源の活用法の視察などが行われ、鹿児島を中心とする広域ネットワークの形成方法、形成後の事業展開が話し合われた。この結果をもとに、具体的な広域ネットワークが形成される予定だ。
その他の活動
平成18年から、鹿児島の歴史や自然、文化などの知識を測る「かごしま検定」が行われている。「マスター（標準）」「シニア（上位）」「グランドマスター（最上位）」の3つのクラスからなり、すでに6189名が受験、4043名の“鹿児島通”を誕生させている。グランドマスターは109名おり、観光ガイドなどとして活躍している。
担当者からの一言
「さまざまな関係機関と連携をとって、広域での観光振興を図っていきたいと思います。また、当所では、マリンポートかごしま（人工島）の利用促進を目的として、観光クルーズ船の誘致活動や歓迎行事の充実を図っています」
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鹿児島商工会議所
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