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「城下町の町並み」が残り、「武士の一分」などの作者・藤沢周平の出身地として知られる山形県鶴岡市。鶴岡商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【「城下町・鶴岡」調査研究】を実施。

概要・活動内容

近年の藤沢周平作品の映画化により、モデルになった名所を訪れる観光客が増えている。これを機に、改めて「城下町としての鶴岡」をPRするため、観光資源の発掘や研究を進めた。調査は、庄内藩校致道館(ちどうかん)など城下町らしさの残る建造物を中心に、小京都の趣を感じる三雪橋(みゆきばし)や伝統を受け継ぐ民芸品まで行い、専門家を招いて町名の移り変わりなども把握した。そのほか、歴史遺産を活用している先進地での現地調査を行うとともに、パネルディスカッションも開催。多方面から「城下町・鶴岡」のイメージにふさわしい情報を整理した。

プロジェクトにおける特筆点

観光関連団体や行政が参加し、「私が伝えたい鶴岡の魅力」をテーマにパネルディスカッションを開催。地域への思いや今後の課題などを取り上げ、民・官一体の地盤を確立し、藤沢周平ファンが感動するモデルコースを研究した。

担当者からの一言

「城下町としての鶴岡」をイメージできるものは、建物や風景からはもちろんですが、鶴岡で暮らす人々の生活や習慣そのものからも感じとることができます。通りを歩くことで感じる、四季折々の景色や花の香り、人々の息づかいや静かな時間の流れ。この体感を活用し、城下町を回遊し、人と交流できる新しい散策コースを生み出していきます。心に残る旅を提供し、藤沢周平ファンに加え、鶴岡ファンを今以上に増やしていきたいです。

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鶴岡商工会議所

〒997-8585山形県鶴岡市馬場町8-13