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漬物を名産とする長野県飯田市。飯田商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【南信州ブランド開発事業(南信州版朝食ライフスタイルの提案と朝食を目玉にした体験型観光開発)】を実施。

概要・活動内容

“滋味(じみ)あふれる朝食”という魅力をアピールして宿泊客の増加を図るため、滞在型観光メニュー「南信州の朝食堪能ツアー」を企画した。まず地域住民を対象に、南信州の朝食のイメージと食材を調査。その結果、おにぎり・地物・みそといったキーワードに人気が集まったことから、野沢菜などの漬物や高野豆腐を材料とした「サラサラおむすびセット」「高野豆腐とたっぷりお野菜のヘルシードライカレー」などの試作品が完成した。また、これらが楽しめるモニターツアーも開催。首都圏と中京圏在住者に1泊2日の南信州観光の中で、朝食メニューとしての適性を評価してもらった。

プロジェクトにおける特筆点

南信州の商品製造・販売業者や飲食店が出展する地域おこしイベント「南信州グルメサミット」に参加した。地産米のはざかけ米のおむすびをメインに、高野豆腐入りの卵焼きとやまびこしめじ入りのみそ汁を出品し、試食アンケート調査を実施。イベントに出品されたほかの料理に並んで、南信州および飯田の「食」の魅力をアピールした。

担当者からの一言

私たちが普段当たり前に生活していた南信州が、実は朝食メニューの宝庫だということを知り、「南信州の朝食を全国に広めたい」という思いが沸き上がりました。それが当プロジェクトの出発点です。事業で取材を進めていく中で、食材や調理法にこだわっている人が非常に多く、さらに多種多様なものがあるので、メニューとしてまとめるのに苦労しました。これからも「食」にこだわり、地域の発見につながる活動を進めていきたいです。

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飯田商工会議所

〒395-8504長野県飯田市常盤町41番地