日本最古の総合大学があった栃木県足利市。足利商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【観て・学んで・体験して・楽しむ足利秋の観光イベントプロジェクト】を実施。
概要・活動内容
学び舎のまち･足利」をテーマに、市内での体験学習を中心とした観光振興を図った。日本最古の総合大学、史跡足利学校と連携した講座を開講。合わせて、講座で実施した易学について、楽しみながら学ぶことができる易学カードを試作し、観光特産品の開発も行った。また、既存のイベントの開催に合わせて、地域資源を活用した体験メニューを作成し、体験型観光ルートを提案。観光客に「学び」のある観光地としての足利をPRした。このようにテーマ性をもった、まちなか回遊策による誘客、来訪者の滞在時間延伸を目指した取り組みを通して、新しい足利の魅力を発信した。
プロジェクトにおける特筆点
史跡足利学校は儒学・易学・兵学において高名だった。そこで易学講座を行った須永氏の協力の下、楽しみながら易学が学べる易学カードを考案し、試作品を製作。64枚のカードから1枚を引くと、裏に占いの答えが書かれており、誰でも手軽に易学占いができる。「三大陶器まつり」などのイベントで、足利地域限定の観光特産品として発信した。
担当者からの一言
「学び舎のまち足利」をテーマとして、観光事業の一元化・統一化を目指しています。さらには、農商工連携を含め、当市の観光事業の見直しと新たな観光戦略を提案していきます。「まちじゅう学校」「三大陶器まつり」などの開催により、郊外観光施設と市街地の施設を結ぶ新たな観光ルートと回遊ルートを確立し、観光と街づくりの連携で地域を活性化させてみせます。これからも、足利を発展させていきますので、期待してください。
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足利商工会議所
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