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多摩のゲートシティとして知られる東京都立川市。立川商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【「はな・まち・こころ」立川、観光客おもてなしプロジェクト】を実施。

概要・活動内容

観光客に市街地だけではなく郊外まで足を運んでもらうため、「立川 FLOWER ART SESSION」を企画した。立川市内で活躍するアーティスト20人が、国営昭和記念公園や商店街の空き店舗などに、「花」をテーマにしたアートを展示。観光客が街に点在する「花のアート」を鑑賞しながら、国文学研究資料館やオープンギャラリー「蔵の美樂館(みらくかん)」などの名所を回遊できるようにした。また、ルートを紹介するマップを作成し、それを基にしたモニターツアーも実施。50人が参加し、街の散策を楽しんだ。また、新たな名物として、特産品のウドを使った商品開発を進めた。

プロジェクトにおける特筆点

地場食材のウドを使った新商品を開発。「立川UDOん」「うど箸」「うどカレー」を試作し、市内ホテルで試食アンケート調査を実施。観光名物化を目指し、意見をまとめた。また、特産のウドを活用した地域産業の活性化を目標に、飲食店関係者などを対象としたフォーラムを開催。ウドの形状や栽培方法、料理方法などを紹介し、店舗での活用を促した。

担当者からの一言

新商品開発では、ウド製品を取り扱っている店舗を探し出すのに街中を駈けずり回りました。何よりも時間がなく本当に苦労しましたが、地域を盛り上げようとするスタッフに恵まれ、アートと花を組み合わせた観光ルートの開発ができたことは大変嬉しいです。そして何よりもこのプロジェクトを通して、地域活動の重要性に気付いたことが何よりの成果です。ぜひ一度、立川にお越しいただき、あるがままの街の魅力を堪能してください。

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立川商工会議所

〒190-0012東京都立川市曙町2-38-5立川ビジネスセンタービル12階