かまぼこや寄木細工など、伝統産業が根付く神奈川県小田原市。小田原箱根商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【商店街の着地型旅行商品の調査研究事業】を実施。
概要・活動内容
小田原では、これまで伝統産業の観光商品開発を成功させてきた。次の段階として市内全域の活性化を図るため、県内屈指の商店数を誇る商業を地域資源と捉え、商店を活用した着地型観光商品開発の調査を実施。市内各商店の利用客向けの体験教室を企画し、実施する店舗を発掘した。鮮魚店での魚のさばき方教室やそば店でのそば打ちなどの体験がプログラム化され、参加者に各商店が技術を伝授する予定。次年度に向け、参加店舗に体験プログラムの内容や受け入れ体制をヒアリングし、テキスト作りの調査を行った。
プロジェクトにおける特筆点
ピザ作りのほか、フラワーアレンジメントやスイーツ作りなどの体験プログラムを発掘した。講師となる店主にヒアリングを行い、提供する体験メニューや作成手順、店舗の情報を収集。体験者用テキストの素材を集め、準備を整えた。
担当者からの一言
体験教室を通じて、地元のお客様や、箱根、伊豆に来訪される観光客の方々に、もっと小田原のお店の良さ、技術を知ってほしいと思っています。独自の技術や、料理のレシピなどは、門外不出というのが普通だと思いますが、我が街・小田原のお店は違います。古くから培ってきた豊富な知識と技術を直に体験してもらいます。何度でも体験したくなるプログラムを考えていますので、ぜひ、小田原にお越しの際には、体験してみてください。
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小田原箱根商工会議所
〒250-8567神奈川県小田原市城内1-21