「鵜飼」で知られる岐阜県岐阜市。岐阜商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【古の川湊「川原町」の歴史的景観を活かしたにぎわい創出によるまちおこし観光推進事業】を実施。
概要・活動内容
岐阜は「鵜飼」が全国的に有名であるが、それだけでは観光客の長期滞在につながらない。そこで、新たな観光資源を開発するために古典落語の祖・安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)の生誕地であることに注目し、「鵜飼」と「落語」を組み合わせた鵜飼観覧船待合所で行う寄席を企画。毎年5~10月まで実施している長良川鵜飼観覧の時期に合わせて、寄席を開いた。また、江戸時代以前より長良川の川湊として栄え、今なお風情漂う街並みが残されている川原町の旧町屋にも注目。商店や住民で組織された「川原まちづくり会」と連携し、鵜飼観覧目的の観光客を川原町へ誘引してまちなかを回遊する流れを作った。

プロジェクトにおける特筆点
長良川鵜飼観覧期間に、鵜飼の時間まで旅館などで過ごす観光客に川原町の散策をうながす目的で、学生による落語会を開催。「全日本学生落語選手権・策伝大賞」が開催されるなど落語が盛んな地域だけに、地域住民の関心も高く、大盛況を収めた。観覧後は、観覧客が川原町の老舗和菓子店や町屋を改装した飲食店などに立ち寄る姿が見られた。

担当者からの一言
こだわりは、なんといっても川原町の特異なロケーションです。成功して財をなした人たちは、山の手などの比較的高い安全なところに住居を設けるのが普通ですが、300年以上にわたって続く豪商の邸や、岐阜を代表する商家が、長良川すぐにある洪水被害に遭いやすい場所に家を構えています。全国的にも珍しいこの光景が、岐阜の文化の神髄を垣間見させてくれます。岐阜市民のDNAを色濃く感じられる川原町にぜひお越しください。

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岐阜商工会議所
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