このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
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コーヒーにトーストやゆで卵が付く、喫茶店のモーニングサービスが発祥した愛知県一宮市。一宮商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【一宮モーニングプロジェクト】を実施。

概要・活動内容

一宮は、昭和30年代に同地で生まれた喫茶店のモーニングサービスを地域資源と捉え、新たな地域ブランド「一宮モーニング」の確立を推進した。これまで観光客に情報発信する手段がなかったことから、モーニングサービス実施店舗などを紹介したマップを作成。ホームページやパネルについては、公式キャラクターを作成し情報発信に努めた。このほか、地域一体となった取り組みとするため、新しいモーニングメニューを考案し、試食アンケート調査を実施。試食会場では、同様に取り組む事業者を紹介するパネル展示などを行い、本事業の周知を図った。

プロジェクトにおける特筆点

農林水産省の「地産地消の仕事人」に選定された長野県のフランス料理店シェフの協力を得て、地産の浮野卵(うきのたまご)と鶏肉を使用した「浮野鶏のリエット」と「浮野鶏のウフ・ココット」を考案した。それらに抹茶小倉トースト、切干大根とナスのサラダを加え、地産地消をテーマとした「一宮モーニング」として提案。試食アンケート調査を実施して約800件の意見を集め、600人以上から高い評価を得た。

担当者からの一言

市内には現在700あまりの喫茶店があり、それぞれがこだわりのモーニングサービスを提供しています。小倉トーストや茶碗蒸しを提供したり、一日中モーニングサービスを実施していたりなど、実にユニークな文化だと思います。ぜひ一度、一宮にお越しいただき、“一宮モーニング”というおもてなしの食文化を堪能していただきたいと考えています。さらに多くの人に“モーニングのまち”一宮のすばらしさを知っていただきたいです。

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一宮商工会議所

〒491-0858愛知県一宮市栄4-6-8