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千年の歴史を持つ常滑焼の産地である愛知県常滑市。常滑商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【2009常滑発、知多半島ゲートウェイ(入口出口)プロジェクト】を実施。

概要・活動内容

産業遺産として人気の高い「やきもの散歩道」と、周辺地域のアクセス拠点である「中部国際空港(セントレア)」。常滑では、この2つを結び付けた新しい観光を提案し、知多半島へ誘客するゲートウェイとしての発展を目指した。本事業では、散歩道や観光スポット情報をまとめた「常滑観光ガイドブック」や、イメージコンセプトを伝えるホームページ「常滑風景紀行」を製作し、常滑および周辺地域をPR。観光促進のための環境を整備した。また、新しい客層の誘致を図るため、廻船問屋瀧田家や中部国際空港などの見学や陶芸体験ができる「親子モニターツアー」を開催した。

プロジェクトにおける特筆点

「やきもの散歩道」の魅力をより高めるため、ご当地弁当として「窯暮れ弁当鶏めし」「尾州常滑廻船弁当」を試作。「窯暮れ弁当鶏めし」は、平成21年に中部国際空港で開催された物産展でテストマーケティングを行った。常滑のイメージと名称との違和感や観光名物としてのインパクトの弱さなどを指摘する意見を受け、デザインや具材の改良を図った。

担当者からの一言

地産地消にこだわった「やきもの散歩道」限定の「窯暮れ弁当鶏めし」は、地元の人にとっては「懐かしい味」、観光客にとっては「思い出の味」として、今後ますます親しまれることを願っています。また本プロジェクトで作成した「常滑観光ガイドブック」では、常滑から高速船で伊勢湾を渡る環伊勢湾の旅をコンセプトとして新しい観光ルートを提案しています。これを機に「常滑発の観光ブランド」を確立できればと思っています。

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常滑商工会議所

〒479-8668愛知県常滑市新開町5-58