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食料自給率107%を誇る食材の宝庫・淡路島がある兵庫県洲本市。洲本商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【御食国(みけつくに)プロジェクト ~彩食兼美淡路島~】を実施。

概要・活動内容

万葉集に「御食国(みけつくに)」として登場する淡路島は、現在でも食資源が豊富な土地であることを活かし、ご当地メニューを開発。江戸時代から受け継がれた製法で作られる「淡路手延べ麺」に、タマネギ、猪豚、淡路牛といった地域で生産される食材を入れたご当地麺「淡路島ぬーどる」を完成させた。併せて取り扱い店を紹介するマップと、「淡路手延べ麺」の歴史を掲載したパンフレットも作製。さらに、島内観光の回遊性を高めるため、「癒し」をテーマに開発したヒーリングスポット巡りなどを提案し、紹介する雑誌「みけつくに」を創刊するなど、事業の周知を図った。

プロジェクトにおける特筆点

“専用の麺と淡路島産タマネギの使用”と定義したことで、33店がオリジナルの「淡路島ぬーどる」を開発した。うどん・そば専門店のカツオダシを効かせたカレー風ヌードルや、フランス料理店のタイやエビのブイヤベース仕立てなど、和洋中さまざまな一杯が誕生。また、ブランド力を高めるためのイメージキャラクター「any(エニー)ちゃん」を制作し、パッケージに起用する予定。

担当者からの一言

今回のプロジェクトで一番こだわった部分は“人”でした。構成するメンバーによって結果が大きく変わると考えたため、次代を担う突破力のある人材に協力してもらうことに尽力しました。その結果、若い力を結集させて生み出した「淡路島ぬーどる」は、淡路島に天保年間から息づく歴史と伝統を受け継ぎながら、斬新かつ万能な麺になりました。ぜひ、淡路島に訪れて、他所では食べられない「淡路島ぬーどる」を食べていただきたいです。

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洲本商工会議所

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