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昭和の風景が色濃く残る大分県豊後高田市。豊後高田商工会議所では、平成21年度の地域資源∞全国展開プロジェクトとして、【産業連携による昭和の町を「ハレの場」とした特産品開発プロジェクト】を実施。

概要・活動内容

豊後高田では、昭和30年代の街並みが残る「昭和の町」という名の商店街が観光地として注目されている。そこで商店街のさらなる発展を目指し、新たな名物となる特産品の開発に着手した。商品のテーマを「本物・こだわり」「安全・安心」と設定し、地域の主要農産物である豊後高田産そばとタケノコの活用が決まった。インターネットやワークショップで観光地での特産品のニーズを調査し、さらに「昭和の町」に求める特産品のアイデアを募集。それらを基に11種の試作品が完成した。また、昭和の町商店街に、地域ならではの特産品を集めることで、特産品のショールーム的機能をもたせ、にぎわいの創出を図った。

プロジェクトにおける特筆点

商店街を「ハレの場」と題した特産品の展示場と位置づけ、試作品のモニター調査を目的としたイベント「お蕎麦フェスティバル」を開催した。商店街にある観光施設「昭和ロマン蔵」内で試作品をすべて提供し、アンケートで約400件の意見を収集。イベント形式で開催することにより、市内外から多数の参加者を集め、本事業の取り組みもPRできた。

担当者からの一言

「昭和の町」が脚光を浴び、全国から観光客が集まるようになると、地域ならではの食や特産品が求められるようになりました。手づくりコロッケやアイスキャンディー、地元産ピーナツ餅など、懐かしさを感じさせる品は販売していましたが、さらにブランド力のある特産品の開発を目指しました。懐かしい味わいに加え、安心・安全な商品を生み出したいと考えています。「昭和の町」商店街の新しい味覚を楽しみにお待ちください。

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豊後高田商工会議所

〒879-0628大分県豊後高田市新町986番地2