二子さといもを素材とした北上ブランドを構築していく。そのために生産に関する調査、類似品に関する事例調査を実施し、生産から加工、マーケティングまでのストーリーなどを研究する。
取り組み内容
平成28年に開催される岩手国体を控え、来訪者に提供できる「北上ブランド商品」を開発すべく各種調査を実施した。まず活用食材には、300年の歴史がありブランド産品として評価を受けている「二子さといも」を選定。資源の有効活用の観点から、収穫後に大量に廃棄される親芋を使って新たな商品を目指すことになった。そこで、生産者や各業者、行政関係者などから二子さといもの現状や課題をヒアリング。さといも商品開発を行っている先進地の事例調査や、市場動向調査も行った。その結果、親芋の食感や味わいを生かした新メニューや伝統料理のリニューアルなどの開発方針が固まり、「さといものまち北上」づくりに向け前進をはじめた。
今後の展開
地域の経済活性につなげる
次年度より試作品づくりを行い、平成24 年度以降に市場への進出を目指す。また、市内小規模事業者に事業機会を提供し、企業の活性化や雇用の安定化を図って、地域全体の経済活性化に寄与していきたいと考えている。
活用した地域資源
二子地区の現況、「さといも」にかかわる先進事例など
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北上商工会議所
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