このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

古い町並み、水の都といわれる松江ならではの資源を活かして、地元食材を活かした屋台メニューを開発。屋台を活用したまち歩きルートを作る。

取り組み内容

 松江市には古墳や出雲大社、城下町の姿を残した古いまち並み、シジミで有名な宍道湖など多様な地域資源がある。
 本事業では、これらの観光資源を活用したまち歩き観光の過程で、気軽に飲食できるB級グルメの開発により、まち歩きの魅力増進と観光客の滞在時間延長及びリピーター獲得を目指す、おでん屋台を中心とする「まつえ屋台プロジェクト」を立ち上げた。魚介類やシジミなど地場食材を活用した松江らしい食材の開発と、新たな観光ルートの設定及び広報活動に取り組んだ。屋台メニューでは、和・洋・中・スイーツなど60 もの案が提出され、20 品目を厳選し試作品を開発。16品目を「松江ご当地NEWメニュー」として認定した。「島根ふるさとフェア」では、開発メニューの紹介とともに試食調査を実施。屋台ビジネスの方向性を探った。
 一方、まち歩きプランの開発では、松江城ををめぐるコースに、屋台メニューで使用する食材や調味料の製造元を組み込むなど、新たな視点を取り入れた観光コース全4コースを開発。また、「まち歩きマップ」を作製し、食と観光の両面で事業のPRを行った。

トピックス

「松江といえば屋台村」と呼ばれる日まで

商売の原点・屋台を利用し、観光客も巻き込んで市の活性化と、新たな文化の創造をコンセプトにはじまったまつえ屋台プロジェクト。ゆくゆくは「松江といえば屋台村」と呼ばれるのが目標だ。

今後の展開

まつえ屋台事業の確立を

開発メニュー16品の中からおでん系メニューと甘味系の商品化が決定。屋台事業の具体化に向けた動きが高まった。そのほかのメニューについては、アンケート調査などの「松江らしさを」という意見を参考に改良を進めていく。今後はまち歩きと屋台を松江名物へ発展させ、定着させるために開発メニューの改善、情報発信を行うとともに、まち歩きツアーなど観光プランの企画立案により、観光産業の促進と地域活性化につなげていく。

活用した地域資源

城下町のまち並み、親水性、宍道湖七珍(スズキ、もろげ海老、鰻、アマサギ、シジミ、鯉、白魚)、アゴ(飛び魚)、黒田セリ、地酒など

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松江商工会議所

〒690-0886島根県松江市母衣町55-4