農商工従事者のニーズを反映した、出会いのきっかけとなるようなデータベースを用いて、三者の連携を強化し、特産品開発を推進。
取り組み内容
岡山市では、安全で安心な地元農林水産物の安定供給や消費拡大を目的に、地産地消や農商工連携の取り組みが積極的に行われている。本事業では、特産品の開発に向けて地域の農商工の連携促進を図るため、生産者の「地産情報」と流通・加工業や飲食店などの「地消情報」などのマッチングのニーズ・可能性を調査した。展示商談会などで商工業者へのアンケートを実施し、農商工連携の現状について調査したところ、展示商談会は「商品訴求」、「情報収集」の場として需要がある一方、商工業者は生産者との直接の取引に期待と不安を感じていることが判明。農商工連携による特産品開発のイメージを具体的に明示する必要があることがわかった。
今後の展開
より細かなニーズを把握
今後は比較的小規模の展示商談会において、農商工連携に取り組む際に求められるニーズを細やかに把握することを目指す。また、コーディネーターの育成などを通じて、農商工連携による特産品開発を推進する。
活用した地域資源
農商工連携のあり方の検証、インターネットでの情報交換ニーズなど
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岡山商工会議所
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