福山市の重要な観光資源である「鞆の浦」と「福山城」。これらの連携をとることで新たな観光ルートを検討し、近隣観光地との連携の可能性を調査。郷土の祭りや食べ物も合わせて「福山ブランド」として構築していく。
取り組み内容
日本100名城のひとつである福山城や、美しい景観を誇る鞆の浦など、豊かな観光資源に恵まれた福山市。本事業では、観光客の増加を目指し、既存の観光資源の有効利用と新たな観光モデルの模索を行った。まず、各スポットの現況や情報発信のあり方、観光客へのアンケートなどあらゆる角度から観光産業の現状を調査。その結果、各観光資源を有機的に結ぶ物語性の創出と発信が課題であることがわかった。一方で新幹線や高速道路、港まで整備された地域の交通の利便性の高さに着目し、中国地方の広域観光の中継地(ハブ)としての可能性を検証。アクセスしやすい周辺市町村との連携を深め、共存共栄モデルを創出することが目標となった。
今後の展開
郷土に愛着を持てる仕掛けを
魅力的な街づくりには地域住民の地元への愛着と誇りが不可欠であることから、広報誌やフリーペーパーなどを通じて福山の魅力を再認識してもらえるよう働きかけ、産学官が一体となり観光客誘致に向けた取り組みを進める。
活用した地域資源
観光産業の現状、先進地の研究、旅行者へのアンケート調査など
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福山商工会議所
〒720-0067広島県福山市西町2-10-1