讃岐うどんの集積地として四国観光を引っ張る

　瀬戸大橋を経た四国の窓口である坂出には、讃岐うどんはもちろん、歴史や文化を感じさせる地域資源も多数存在する。それらを地域の魅力を束ね、着地型観光を目指し「さかいで・再発見プロジェクト」と題した協議会・ワーキング部会を発足。実際に町を歩きながら観光資源の洗い出しを行うとともに、新たな観光スタイルとして複数のスポットを楽しめる「町歩き」が検討され、全国の町歩き事例を参考にしながら、地域に適したコースづくりを考察した。また、うどんを食べに来た観光客へアンケート調査を行い、うどんのニーズの高さや坂出のイメージを把握。これらの調査結果をもとに、「グルメ」、「歴史」などのテーマ別町歩きコースを提案した。

「自由散策型」、「ぷち遍路体験」、「崇徳上皇怨霊めぐり」など、地域の観光資源を広く活用した複数の町歩きコースの実現に向け、今後はワーキング委員だけでなく住民全体からガイドを募り、地域全体で事業の推進にあたる。