小千谷の魅力ある地域資源を磨き、束ねて紹介することにより、来訪者を増やし地域経済に貢献する地域内消費型観光事業を目指す。またホームページの予約から効果検証までできるシステムを利用し、来訪者をワンストップで支援する。
おぢやまつり「からくり万灯」
着付け体験もできる「小千谷縮」(麻織物）
小千谷の魅力ある地域資源を一挙に紹介
古くから交通の要所として栄えた小千谷地域のさらなる活性化を目指し、地域の魅力を集結・PRする体験プログラムを企画。毎年、市内外から観光客が訪れる「おぢやまつり」「片貝まつり」が開かれる前後２ヶ月の間、市を一つの『博覧会会場』として見立て、様々な地域資源の魅力を集めた「越後ちぢみの里 おぢやこいこい博」を開催した。
期間中は「おぢやまつり」「片貝まつり」といった動員力あるイベントを縦軸に、「小千谷縮」「錦鯉」「牛の角突き」「農業収穫体験」等を横軸にして、それぞれの地域資源の魅力を織り交ぜながら、期間集中的に一堂に紹介することで相乗効果を引き出し、来訪者を増やして地域経済に貢献する地域内消費型観光事業を実現した。
片貝まつり「四尺玉花火」
WEBでのＰＲやツアーの実施で集客を図る
小千谷市の魅力ある地域資源を取り入れたイベント事業を専用WEBサイトで紹介し、利用者の利便性向上と、地元企業・団体にとっての集客の確実性を向上させるため、ワンストップでの予約・決済が可能な申込システムを導入した。
さらに体験プログラムのPRとして、ブロガーを対象にした「モニターツアー」の実施や、東日本旅客鉄道 新潟支社協力のもと関東・首都圏のJR各駅でのポスター掲示やのぼり旗の製作などにより、WEBサイトへの誘客対策等を実施した。その結果、各イベントへの参加者数の増加や、まつりの入込み客数の増加に繋がった。
認知度と地域の盛り上がりを高めるために
さらなる認知度向上のため、問題点や課題等を十分に検証し、首都圏をターゲットにした広報宣伝活動を早期より行う予定だ。また、各事業の組織ネットワークの形成に着手し、個の力から組織力への転化を図るとともに、市民認知度を上げて地域の盛り上がりを高めたい。
イベント事業では、「小千谷縮の着付け体験」が年々参加者数が増加傾向にあるため、行政、観光業者、関連団体等が連携を取り、コア事業として引き続き実施していく。
活用した地域資源
おぢやまつり、片貝まつり（世界一正四尺玉）、若栃まつり、小千谷縮（ユネスコ世界無形遺産）、錦鯉、牛の角突き（国重要無形民俗文化財）、農業収穫体験、真人温泉、へぎそば、古民家
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小千谷商工会議所
〒947-8691新潟県小千谷市本町２－１－５小千谷商工福祉会館
小千谷商工会議所のオススメ
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牛の角突き
江戸時代後期に滝沢馬琴が書いた『南総里見八犬伝』にも記述がある地域の伝統行事であり、国指定重要無形民俗文化財でもあります。
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錦鯉
小千谷市発祥の「泳ぐ宝石」とも呼ばれる錦鯉は、雪国の清らかな水と豊かな土壌で育てられた芸術作品です。
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小千谷そば
別名「へぎそば」「手振りそば」と呼ばれており、そば粉のつなぎに布海苔（ふのり）という海藻が使われているのが特徴です。