「すし王国能登七尾」をコンセプトとし、新鮮な魚介が豊富な七尾市の「すし」の素材を調査研究する。新たなメニューづくりの試作により、すし王国七尾のブランドづくりに向けて調査し、北陸新幹線金沢開業による観光客のニーズへの対応策を探る。
観光客誘致に繋がる新しい「すし」メニューの開発
「すし王国能登七尾」発信への基礎調査
平成26年度末の北陸新幹線開業を控えている七尾市。それを機に、交流人口を獲得し、厳しい経済環境におかれている地域産業を少しでも活性化させるため、「すし王国能登七尾」ブランドづくりに向けた調査事業を行った。将来、「すし王国能登七尾」が、食ブランドとして七尾の観光客誘致に繋がるためには、新しい「すし」メニューの開発が必要である。
それに向けて、すし店の事業者が中心となり、新たな食材、加工法等を専門家のアドバイスを受けながら、調査し、試作品づくりを行う。また、市内すし店への来店客や、首都圏の消費者(主に女性をターゲット)に対してアンケート調査を実施し、試作品づくりの参考とする。こうした取り組みを通じて、「すし王国能登七尾」ブランドづくりと情報発信に向けた基礎調査とする。
「能登前寿し」をアピール、制作に前進
「能登前寿し」の定義を以下に決め、今後のブランドづくりの基本とした。
(1)能登近海で揚がる魚介類を鮨ねたに使う。
(2)しゃりは能登産の米を使う。
(3)能登地域で製造した調味料をできるだけ使用する。
これらの定義をもとに、試作品づくりを2回行い、能登前寿しの一例をアピールすることができた。新聞記事やテレビ番組でも紹介され、市民からの問い合わせもあり、かなりの反響があった。この取り組みにより、「すし王国能登七尾」による「能登前寿し」の制作に向けて前進する事ができた。
「すし王国能登七尾」の本格的情報発信
次年度以降は、「すし王国能登七尾」を本格的に首都圏に向けて情報発信していく。特に、北陸新幹線開業により、いかに首都圏からの誘客を実施していくかが課題である。
主なターゲットを首都圏在住の女性(30~50歳代)として、食談、食体験を都内中心に連続して行い、口コミでのPRやマスコミを巻き込んだ事業展開を行う。そして、「すし王国能登七尾」を本格的に情報発信していく。
活用した地域資源
七尾湾近海で獲れる、鮮度の高い魚介類を使ったすし
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
七尾商工会議所
〒926-8642石川県七尾市三島町70-1七尾産業福祉センター
七尾商工会議所のオススメ
-
ニュー大豆飴