地域資源「足利銘仙」を活用したライフスタイル・イノベーションを推進。まちなか回遊ルートとモニターツアーの開催、neo銘仙のブランドおよび商品開発、WEBサイト構築等による情報発信を統合的に実施、市場開拓を促進する。
「neo銘仙ライフスタイル」をテーマとする開発商品(バッグ)
neo銘仙とまちなかを活用して市場獲得
昔から繊維・織物業で発達してきた足利市。昭和初期にかけては、先染めの絹織物である「足利銘仙」の生産が盛んで、その手頃な価格とデザインにより、大流行となった。
同所ではこの地域資源に着目して掘り起こし、「足利銘仙」を活用したライフスタイル・イノベーションを推進。まちなか回遊ルートと、neo銘仙のブランドおよび商品開発、銘仙スタイルブック、WEBサイト構築等による情報発信を統合的に実施、市場開拓を促進した。次の4点を中長期的な市場獲得に向けての事業目的・目標とした。
1.「neo銘仙ライフスタイル」に関わる文化的イノベーションの推進
2.「まちなか」集客力の向上
3.「neo銘仙ライフスタイル」をテーマとする商品開発・市場開拓
4.自立的事業推進体制 -「タウン・コンソーシアム」の実現
「足利銘仙スタイルブック」の発行
市内および周辺地域における「創費者」、および来訪観光客等を主たる配布対象として、冊子媒体「足利銘仙スタイルブック」を編集・発行。内容は、全国で展開する地域発信型フリーペーパー「美少女図鑑」などの事業モデルを参考にした。
neo銘仙ライフスタイルや銘仙のファッション等に関心のある地域住民や学生等をモデルに、銘仙や開発商品等を着用して市内の店舗や観光施設、モダニズム遺産等を背景に撮影したコンテンツを制作。これに各参加店舗情報や商品情報、まちなか回遊マップなどを掲載して、地域住民や店舗の参加感や一体感を高めるとともに、効果的なライフスタイル発信ツールとして定着を図った。
「neo銘仙ツーリズム」の実施
着地型ツーリズムとして、地元の旅行会社や交通機関等とも連携し、「neo銘仙ツーリズム」のモニターツアーを実施する。ターゲットは首都圏の和服愛好グ ループなどの「創費者」層を想定し、50名~100名程度のツアー規模でまちなかの回遊ルートや観光施設の訪問、回遊イベントへの参加及びツアー終了後の 結果評価やグループインタビューなどを行う予定である。
活用した地域資源
足利銘仙
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