2011 年度
調査研究事業
西美濃流おもてなしサービスの構築に向けた調査研究事業
さくらごはん(郷土料理:しょうゆ炊込み御飯)、シラス、海老芋、チンゲンサイ、白ねぎ、メロン、小メロン
平成24年のぎふ清流国体、平成26年の芭蕉生誕370年などを視野に入れ、当地域の更なるおもてなし環境を強化するため、地域資源を活用した当地域独自の「西美濃流おもてなし」の新たな構築を目指し、調査研究事業に取り組む。
JR東海とタイアップして行っている「水都おおがき水門川船下り」
おもてなし力を高め、観光客増加を目指す
日本のほぼ中央に位置する大垣市は、古くから東西交通の要衝として栄えてきた。近年も、市内を流れる水門川では「水門川舟下り」が行われ、平成23年度からJR東海とのタイアップが始まり、当地への誘客にますます効果を発揮している。加えて、平成24年4月には、「奥の細道むすびの地記念館」のオープンが予定されており、大垣市を含む西美濃地域を訪れる観光客のさらなる増加が期待されている。そこで大垣商工会議所では、観光客に対する当地域のおもてなし力を高め、西美濃流のおもてなしの構築を目指して、調査研究事業に取り組んだ。
事業では、愛知県、三重県、滋賀県、富山県の集客施設の来場者や、西美濃地域の観光施設や祭り・イベントを訪れた観光客を対象に、西美濃地域で過去に受けたおもてなしの印象や、旅におけるおもてなしの重要度などについてのアンケート調査を実施した。
周辺地域と来訪観光客へアンケートを実施
交流人口の拡大を目指す取り組みの中で、まずは日帰り旅行客数を拡大させる戦略のもと、調査地域を日帰りが可能である愛知、三重、滋賀、富山とした。また、西美濃地域の観光名所を訪れた観光客へのアンケートは、十万石まつり会場、木曽三川公園、元気ハツラツ市会場、養老公園、加賀野八幡神社井戸を調査会場として実施。当地域のおもてなしの状況や観光名所、祭り・イベント、特産品の認知度とあわせて、どの地域(県)から来場しているのかも知ることができた。
人気スポットを入れたツアーの実施が決定
アンケート調査の結果、当地域の観光施設では「奥の細道むすびの地」が、祭り・イベントは「水門川舟下り」が、県外観光客の満足度、人気度が高かった。平成24年度は、観光客の満足度が高い観光施設や祭り・イベントを組み合わせた観光コースを設定。愛知、三重、滋賀在住者を対象とした「西美濃おもてなしバスツアー」を実施する。
活用した地域資源
奥の細道むすびの地、大垣城、墨俣一夜城、養老公園、木曽三川公園、谷汲山華厳寺、徳山ダム、関ケ原古戦場、南宮大社、養老の滝、加賀野八幡神社、 水門川舟下り、大垣まつり、水都まつり、十万石まつり、ぎふ清流国体、水まんじゅう、柿羊羹、味噌せんべい、金蝶饅頭、芭蕉水豆腐、芭蕉元禄いなりすし
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大垣商工会議所
〒503-8565岐阜県大垣市小野4-35-10大垣市情報工房
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