日本三大七夕と称される「安城七夕まつり」の公式キャラクター「きーぼー」をコアモチーフとした開運グッズ開発、ならびに、中心市街地交流広場のパワースポット(=観光地、ランドマーク)化など「願いごとの街安城」づくりに関する調査研究を行う。
「安城七夕まつり」の公式キャラクター「きーぼー」
願いごとが叶う、願いごとを楽しめるまちへ
県内外から多くの観光客が訪れる「安城七夕まつり」を毎年8月に開催し、仙台市や平塚市と並んで日本三大七夕の町として知られる安城市。竹飾りの設置区間の長さでは日本一とされ、メイン会場に設置された「短冊ロード」の願いごと短冊や、イベント「願いごとふうせん」で飛ばす風船の数も、推測ながら日本一という評価を受けた。
そこで、主催の安城七夕まつり協賛会は、2009年に“願いごと、日本一”をテーマに掲げ、そのシンボルとなる公式マスコットキャラクター、願いごとの妖精「きーぼー」が誕生。一躍、まつり会場での人気者となり、ゆるキャラのWEBサイトで人気全国1位になるなど関係者の予想を上回る反響を得た。そこで、特産物や「きーぼー」のブランド力を活かし、「願いごと、日本一。」の具現化として「安城=願いごとが叶う、願いごとを楽しめるまち」とのイメージを全国発信するための仕掛け作りに着手。安城七夕のイメージや願掛けグッズ・グルメの市場調査を行った結果、商品化への可能性を確認。今後は、願掛けグッズ開発に着手する。
地域資源にこだわり竹を使ったグッズを制作
願掛けグッズの開発を検討するにあたってこだわった点は地域資源である、安城七夕まつりの「願いごと、日本一。」を、いかにリンクさせるかであった。様々な調査結果から、安城にしかないもの、特に七夕まつりにしかないものを考え、七夕まつりにおいて飾りを吊るす竹に着目。
竹には願いごと短冊が飾られ、多くの人々の「願い」が宿り、その竹を使った「絵馬」であるからこそ「願いごと」が叶うと考え、「竹絵馬」を試作品の第1弾とした。さらに、願いごとの妖精「きーぼー」の焼印を施して、その愛らしさで購入意欲をかき立てるとともに、天の川まで願いごとを届ける役目を果たすというストーリーも含めることにした。
新グッズ販売を市内で先行販売スタート
次年度は「願掛けグッズ」第1弾として「竹絵馬」を販売する。イメージ調査において認知度の高かった市民を中心に願掛けムーブメントをおこし、「安城=願いごとが叶う、願いごとを楽しめるまち」の具現化を進める。今後は、「願掛けグルメ」を開発し、「願いごとが叶うまち」ブランドを創出する。
活用した地域資源
「安城七夕まつり」及び「願いごと」
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