古い歴史や観光スポットに恵まれているものの、郷土料理やグルメが少ない現状を踏まえ、津島の歴史文化に裏付けされた新ご当地メニュー「信長めし」を開発し、津島固有の豊富な地域資源とリンクして観光総合力を高める。
津島オリジナル・オンリーワンの料理「信長めし」が完成
「信長めし」の確立で観光総合力のアップを
かつては織田信長の経済基盤を支えていた地であり、藤まつりや天王祭などで有名な津島市。古い歴史や観光スポットには恵まれている一方で、観光客にとって大きな「楽しみ」である郷土料理やグルメが少なく、市民や観光客から津島固有の料理食事・特産品がないといわれていた。魅力ある津島のまちづくりにおいては「食べる」分野、すなわち特産品の開発が必要であり、地域の歴史、文化資源を活かすことが重要である。
そこで、観光客・市民に愛されるご当地メニュー「信長めし」を確立するとともに、地域資源の活用により、観光総合力アップを目指して本プロジェクトに取り組んだ。まず、信長と津島の歴史文化に裏付けられた上質な「信長めし」を開発し、満足度の向上を図る。次に「信長めし」と町家景観、病気平癒の津島神社、津島天王祭に代表される祭礼文化、抹茶文化、藤まつりなどの津島固有の地域資源とを有機的にリンクさせ、まちなかの回遊性を高める。さらに「信長めし」の魅力を発信することによって津島の再訪度を高めることとした。
オリジナル・オンリーワンの料理の開発
オリジナル・オンリーワンの料理「信長めし」の定義として「料理名」「使用食材(地産食材使用率50%以上)」「料理の品(れんこん料理・もろこ料理・田楽・ふな味噌のうち1品は必須)」の3つにこだわった。
地域の資源(農産品・文化・技術など)を活かした新たな製品(特産品等)の開発およびその販路開拓・普及のほか、名所・施設・産業などを活用した観光推進も行えた。様々な専門家集団と参加飲食店集団の相互理解により、津島の歴史文化や人的・物的資源の総体である「地域力」を最大限に活用できた。
『信長の台所津島「信長めし」』のブランド化
オリジナル・オンリーワンの料理「信長めし」の定義として「料理名」「使用食材(地産食材使用率50%以上)」「料理の品(れんこん料理・もろこ料理・田楽・ふな味噌のうち1品は必須)」の3つにこだわった。
地域の資源(農産品・文化・技術など)を活かした新たな製品(特産品等)の開発およびその販路開拓・普及のほか、名所・施設・産業などを活用した観光推進も行えた。様々な専門家集団と参加飲食店集団の相互理解により、津島の歴史文化や人的・物的資源の総体である「地域力」を最大限に活用できた。
活用した地域資源
もろこ料理、蓮根
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津島商工会議所
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