このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

京都商工会議所、京都府、京都市等オール京都で実施する「京の七夕」事業に参画する商店街や企業・団体等による協賛事業に対する広報等の支援事業を実施することにより、それらの観光資源としての魅力を掘り起こす。

「京の七夕」の更なる定着を図る 「京の七夕」の更なる定着を図る

七夕ムードで盛り上がりを見せる京都市 七夕ムードで盛り上がりを見せる京都市

概要・活動内容

「七夕」をテーマに新たな魅力を掘り起こす

「京の七夕」事業は、長らく地元住民の生活の場であった商店街を活用し、伝承文化である「七夕」をテーマに、京都市内各地の商店街で七夕イベントを開催、地元住民と商店街の賑わいと交流を増進させるとともに、観光資源として商店街の魅力を掘り起こすことを目的に実施した。
旧来より京都では冷泉家や社寺仏閣において、七夕にちなんだ事業が執り行われてきた。そこで、「一年に一度の願い事をする」という七夕にちなみ、「願い」をテーマに地域の賑わいを創出し、京都の新たな夏の風物詩や観光資源として新たな魅力を掘り起こすことを目的に実施している。
開催2年目を迎えた今年は、「京の七夕」事業の更なる定着を図るために、去年に引き続き「竹笹を用いた七夕装飾」と「広報事業」に特化して開催した。
2年目を迎えて商店街の「七夕」に対する理解も高まり、昨年を上回る43の商店街による34事業が開催され、京都市内が七夕ムードで盛り上がりを見せ 

堀川商店街 堀川商店街
工夫した点・アピールポイント

竹笹の活用とWEB利用による広報事業

今年度は「京の七夕」事業の定着を図るため、「竹笹を用いた七夕装飾」と「広報事業」に特化。特に七夕装飾については、竹笹を活用したまちづくり事業を手掛ける5つのNPO法人のサポートのもと、商店街に来られた方との交流を図った。
多くの方が短冊に願い事を記入し、中には海外の文字も見受けられ、市民交流事業としての成果が見られた。また、広報においてもFacebookなどを活用してWEB上での口コミ効果を狙い、多くの方に商店街に来て頂けるよう働きかけた。
個々の商店街の理解も高まり、主体的に独自のイベントを実施する商店街も現れ始めており、七夕の定着という点において成果が表れ始めた2年目であった。

京都三条会商店街 京都三条会商店街
今後の展開・未来像

七夕にちなんだイベントなどで観光客誘致を

市民交流事業として成果があり、商店街や市民への理解が高まった「京の七夕」事業であるが、多くの観光客を呼び込むまでには及ばなかった。
今後は、竹や笹を活用するハード面での展開だけではなく、七夕にちなんだイベントなどを通じたソフト面からのアプローチを手掛けることにより、七夕のより一層の定着と、観光客誘致を目指す。京都の新たな夏の風物詩として、更なる注目を集めるよう働きかけていく。 

活用した地域資源

伝統文化「七夕」、商店街、京都の竹

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