尼崎のビジネス拠点としての魅力回復と商業活性化を軸とした地域経済の発展を目指し、尼崎の産業発展の歴史と縁の深い「尼藷(あまいも)」と「あんかけチャンポン」の3つの地域資源を有機的に活用し、「産業(労働)と食の融合」による尼崎独自の食ブランドを創設する。
「甘藷」を活用した特産品「甘いもづくし」
尼崎の産業と地域経済の発展を目指す
「尼藷」を活用した特産品開発と、「あんかけチャンポン」と「産業観光」のコラボレーションによる観光メニューの開発に取り組み、尼崎独自の食ブランドの創設を目指した。
様々な分野のメンバーで構成した委員会においては、「「あんかけチャンポン」と産業観光のコラボレーションを楽しんでもらい、「尼藷」の観光土産品を買ってもらうことで、産業都市・尼崎の食文化を伝える」とのコンセプトを軸に協議。「あまがさき産業フェア」「尼崎商工会議所100周年記念式典」「尼崎市農業祭」「姫路食博」「feelNIPPON春2012」など、様々なイベントにブースを出展し、PRを行った。
イベントを効果的に活用したPR活動
「尼藷」の試作品である「茎の佃煮」と「スイーツ」は、市民ボランティアが収穫して、地元の大学や農家、佃煮業者等が知恵を出し合い、試作を繰り返して完成した手づくりの逸品といえる。
また、産業観光施設の見学と「あんかけチャンポン」の食べ比べをセットにしたモニターツアー「工場見学でお腹が空いたら、あんかけチャンポンを食べよう!ツアー」を開催し、参加者から有意義な意見を得ることができ、各種メディアを通じて広くPRすることができた。
さらに試作品と開発中の観光メニューを「feelNIPPON春2012」に出展し、事業者やバイヤーに広くアピールすることができた。
観光メニューの定着化をめざして
「あんかけチャンポン」と産業観光のコラボレーションによる観光メニューの定着、及び「尼藷」の特産品を観光土産品としての確立を目指し、引き続き参画事業者や行政等の関係者と協力して効果的な事業展開を模索する。
具体的には、中華料理店や産業観光施設等の事業者が中心となって事業を運営する組織体を形成するとともに、更なる食の地域資源の掘り起しを進める。また、「尼藷」の茎の佃煮と甘露煮をセットにした「尼藷づくし」の商品化を目指す。
活用した地域資源
尼藷、あんかけチャンポン、産業観光
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