『美容と健康』をテーマとし、天草の地域資源と南蛮文化を組み合わせた「食のもてなしの商品開発」や「心のもてなしの観光開発」を、飲食・宿泊事業者を中心に連携を強化しながら実施する。
食のもてなしの商品開発の一つ「天草さらだライス」
「もてなし」をキーワードとした新たな商品開発
平成23年3月の九州新幹線の全線開業を機に更なる集客を目指し、地域資源・地域事業者の連携による活気あるまちづくり、天草を訪れたくなる天草島づくりを本事業の長期的目標と位置づけ、全国から多くの方に「日本の宝島・天草」を訪れてもらうことを目的とした商品開発を行うと同時に、地域の活性化〈地域ブランドの確立、情報発信力の向上、来訪者の回遊性向上〉を図っていく。
元々、天草地域には様々な農産物、水産加工品、畜産物、南蛮文化が漂う天草独自の文化などがある。これら地域資源を活かし、「もてなし」をキーワードとした新たな商品の開発を行うとともに、飲食・宿泊事業者を中心とした""もてなしの連携""を強化し、物産・加工・サービス関連業者との連携へと広げていく。
また、「もてなし」の基本は、人と人との繋がりであると考え、そのきっかけとして「食のもてなし」や「心のもてなし(体験)」、そして「もてなしの連携」の基本スタイルを確立し、天草の新しい旅の形を提案するとともに、持続・発展するように取り組んでいく。
「天草さらだ」の提案と長期滞在ツーリズム
「feel NIPPON 春2012」に出展してAMAKUSAヘルス&ビューティーツーリズムをPR。特に天草さらだソース試作品の展示及び試食では、素材のいちじくや車えびへの関心が高く、「ソースの色が綺麗」「大変美味しい」などの声が寄せられた。
「天草さらだ」は、天草の魚介類や農産物、畜産物を「サラダ」というスタイルで提供するもので、様々なジャンルの飲食店で取り組めることから、健康・美容への関心の高まりによる食の志向変化に伴い、天草の魅力的な食材用いて、新しい食のスタイル提案が可能となる。
また、天草の独自性を出した長期滞在ツーリズムの形“天草バカンス”を作り上げていくことも期待できる。
「天草らしさ」を探求して更なる拡大へ
新たなプロジェクト参加者の拡大を目指し、天草全島での取り組みに繋がるように進めていくために、参加者にプロジェクトの趣旨を充分に理解してもらい、力を合わせて質の向上、PR力の向上を目指すことが望まれる。
また、天草の素材、南蛮文化を活用し、新しい天草滞在のカタチを提案し続けていくために、「天草らしさ」を探求して新たな発見をすることや現代の南蛮文化情報(新しい南ヨーロッパ情報)の収集も重要な要素となる。
活用した地域資源
食材:車えび、いちじく、天草大王、たこ、うつぼ、ふぐ、ヒオウギ貝など
観光資源:祇園橋、天草切支丹館、十万山、イルカなど
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本渡商工会議所
〒863-0022熊本県天草市栄町1-25
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