このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

6次産業化に向けて総合的な取組みによる地域産業おこしや地域ブランドの形成を目指している。その取組みの更なる推進を目指し、市外からの流入人口の地域内での滞在時間・消費機会を増やすため、食のまちを楽しむ仕掛けづくり・名物料理開発調査事業を行う。 

いちき串木野市のご当地グルメの先がけ「験担ぎ御飯三大カツ」 いちき串木野市のご当地グルメの先がけ「験担ぎ御飯三大カツ」

食のまちを楽しむ仕掛けづくり・名物料理開発を実施 食のまちを楽しむ仕掛けづくり・名物料理開発を実施

概要・活動内容

食のまちづくりと周遊コースづくり

いちき串木野市は、鹿児島県内におけるご当地グルメの先がけとして、平成14年にまぐろラーメンを開発し、その後もポンカレー、験担ぎ御飯三大カツ、まぐろ舵取り丼などが次々に誕生するなどし、平成21年には「食のまちづくり条例」が制定され、食による「まちおこし」を市・会議所・関係団体と一体となって取組んでいる。
このような中、年間約30の大小イベントによる市外からの流入人口を市内に回遊させて滞在時間を延ばし、あわせて消費機会を増やすために、日本の産業の祖とも言われる徐福伝説や近代日本を作った薩摩藩留学生渡欧の地など、他の地域にはない歴史資源などとも絡めながら周遊コースづくりを行った。また、食のまちづくり条例を更に推進していくために、いちき串木野ブランド認定基準の素案づくりを行った。 

食のまちづくり条例をさらに推進していくため、ブランド認定基準の素案作りを行う 食のまちづくり条例をさらに推進していくため、ブランド認定基準の素案作りを行う
工夫した点・アピールポイント

ワークショップで市民の意識向上を図る

周遊コースづくりでは、市民目線(女性)を意識してワークショップを開催したところ、市内の名所や名物飲食店などを知らない参加者も多く、ワークショップが情報交換や新たに見所を知るきっかけにもなった。
食と観光によるいちき串木野ブランドの構築を目指すためには、地元住民(消費者)が地元をよく知ることが大事であり、地元の食や観光について参加者の意識の高揚にも繋がった。その後、観光ボランティアガイドや地元を熟知している商工業関係者などから出された案を中心に修正を加えてまとめ、徐福伝説があるいちき串木野の特徴を活かし、「パワースポットでエナジーチャージ」というキャッチタイトルでこの周遊コースに特徴を持たせた

「パワースポットでエナジーチャージ」というタイトルで周遊コースに特徴を持たせる 「パワースポットでエナジーチャージ」というタイトルで周遊コースに特徴を持たせる
今後の展開・未来像

インターネットを利用して周遊コースを発信

調査事業でまとめた周遊コース案を精査した上で再作成し、市内外でのイベントなどでの配布やネットなどへ掲載し、情報発信に努める。また、当市をブログ・ツイッター・フェイスブックなどで発信している人にも積極的に情報提供し、情報発信力を高めていく。
ブランド基準づくりにおいては、食のまちづくり条例の施策を更に推進するために、今年度出された素案をまとめる方向で市などと協議をすすめていく予定である。

いちき櫛野木周遊コース案を精査した上、イベントでの配布やインターネットへ掲載する いちき櫛野木周遊コース案を精査した上、イベントでの配布やインターネットへ掲載する

活用した地域資源

いちき串木野ブランドの認定基準素案づくり、市内の周遊コースづくり、徐福伝説の活用による「パワースポットいちき串木野」としての市全体のイメージ情報発信

このプロジェクトの商工会議所はこちらです

いちき串木野商工会議所

〒896-0015鹿児島県いちき串木野市旭町178

いちき串木野商工会議所のオススメ

  • いちき串木野4大グルメ

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    いちき串木野自慢のグルメといえば、「まぐろラーメン」「ポンカレー」「験担ぎ御飯三大カツ」「まぐろ舵取り丼」。各店舗ごとにアレンジしたメニューで楽しめます。

  • さつま揚げ発祥の地・焼酎製造のまち

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    いちき串木野はさつま揚げ(つけ揚げ)発祥の地であるほか、古くから焼酎の製造が盛んな町です。最古の酒類製造営業免許を保有する若松酒造などがあります。

  • 徐福伝説

    徐福伝説

    日本の産業の祖とも言われる徐福伝説伝承の地(徐福一行が市内の冠岳に辿り着いたといわれている)と近代日本を作った薩摩藩留学生渡欧の地です。