袋井市特産品の高級マスクメロンにGABAが多く含まれている点に注目し、産学官連携による活性化水素水技術等を組合せ、新たなご当地飲料の開発を目指す。
概要・活動内容
袋井市が世界に誇る地域資源である「クラウンメロン」は、生産者の高齢化や燃料費高騰等で苦戦しているが、生活習慣病の予防食品として注目されているGABAが多く含有されており、健康食品としても脚光を浴びている。メロンの新たな面に視点を当てるとともに、最近注目を浴びている活性化水素水の効能にも着目し、２つの健康キーワード（GABAと水素水）を組み合わせた袋井市の新たなご当地飲料（クラウンメロンをベースにしたスポーツ健康飲料）の製造販売を目指していく。本事業の調査研究活動を通じて、袋井における地域資源、地域ブランド化、農商工連携、農業の６次産業化の方向性の整理や関係機関・団体間の相互連携の強化も模索していく。
工夫した点・アピールポイント
袋井商工会議所が全国初で設置した農業産業部会の新商品開発プロジェクト の第1弾として委員会形式で進め、市内外の関心を高めた。
平成24年は、全国販売の週刊誌でも水素水の特集記事が組まれる等、健康維持の面で関心度が高い分野であることがわかり、当市のメロンのような特産品と組み合わせた飲料はまだ世に出ていないようで、商品化は非常に興味が持たれると考える。
しかし、水素の特性を知るにつれ、高い技術力を持った飲料メーカーの協力がないと製品化が難しいこともわかり、当初の構想が大きく異なり、実現化への新たな考えを模索中である。
今後の展開・未来像
商品化への技術的な課題を整理し、製品完成へのコンセプトの再設計を行う。
技術面の課題解消からヒントを得た、新たな商品企画へのストーリー性を加味することで、申請当初には思いもつかなかった、商品の魅力づくりを検討していく。
商品化に向けた継続的な取り組みと並行して、販路開拓の面でもスポーツ業界を意識した活動を検討していきたい。
活用した地域資源
袋井のクラウンメロン
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袋井商工会議所
〒437-0023静岡県袋井市高尾1129-1袋井新産業会館キラット2階
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全国花火名人選抜競技大会 ふくろい遠州の花火
日本煙火芸術協会から選抜された全国選りすぐりの花火名人が文部科学大臣賞や関東経済産業局長賞、日本商工会議所会頭杯、静岡県知事杯を掛けて競い合う一大ページェント。
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袋井商工会議所
イメージキャラクター
どまんニャか全国から公募して選ばれた商工会議所イメージキャラクター。東海53次のどまん中に位置する宿場町「袋井市」と袋井商工会議所活動を宣伝。イベント参加では、小さな子供に引っ張りだこ状態。
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袋井市クラウンメロンマラソン大会
静岡県小笠山総合運動公園内にある「エコパスタジアム」を会場に、参加者にクラウンメロンが振る舞われる人気フルマラソン大会。平成25年には、第20回大会が予定されている。