健康都市大府にふさわしい健康逸品開発と着地型観光の調査・研究。
概要・活動内容
「大府ブランドを世界に」をテーマに、「一店逸品・逸サービス運動」、「農商工連携人材育成事業」などに取り組んできた。その中で、今後は独自性のある新商品開発と同時に、域外市場へ情報発信し、交流人口を増加させる手段として「着地型観光」の開発が課題であるとの気付きを得た。また、消費者のニーズが多様化する中、地域の独自性を全面に出し、従来型ビジネスから脱却した新たな商品企画や集客・流通方法が求められている。そこで、健康・医療・福祉・介護施設の集積により健康長寿の一大拠点の形成を目指す「ウェルネスバレー構想」と連携した、「健康」をキーワードとした新商品や新サービスの開発と、それに関連した着地型観光ビジネス創出についての調査・研究を実施した。
工夫した点・アピールポイント
<健康逸品研究開発事業>
大府市の最大の特徴である「健康」に着目し、「食が健康を作る」という基本理念に基づき、マーケットニーズ等を的確に把握し、「健康都市大府」にふさわしい商品コンセプトを明確にしたうえで「健康逸品」を開発する。
<着地型観光研究開発事業>
健康逸品研究開発事業との相乗効果を図る為、ウェルネスバレーと連携した地域密着型の新集客ルートとして着地型観光開発と情報発信に取り組み、交流人口の増加(域外からの新規客獲得)に繋げる。
実現に向けた情報収集と調査研究を実施し、具体的なプログラム内容を専門家と地域内の有識者等で検討する。
今後の展開・未来像
健康逸品開発を更に拡大するには、全市的な商工業者の参画が必要であり、新たな事業者発掘と育成を展開する。また、まちづくり・地域ブランド創出・認定スキームなどと関連する事業は、商工会議所単独でなく、市・関係団体と歩調を合わせた「オール大府」としての連携体制が必要であり、行政側との調整などがこれからの課題である。
着地型観光については、大府の象徴的な特徴を取り入れたモデルコースや通年開催可能な新プランの策定が必要であり、健康逸品開発との相乗効果が出せる展開を検討したい。
活用した地域資源
ウェルネスバレー、玉ねぎ、木の山芋、ぶどう
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大府商工会議所
〒474-8503愛知県大府市中央町5-70
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