このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
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小樽が誇る歴史的建造物を活用し能舞台やアート・プロジェクト等を実施するとともに、歴史的建造物探訪ツアーの開発、建造物等を紹介するガイドブックのPRを通じて、観光都市としての魅力を高め、時間消費・滞在型観光を創出。

概要・活動内容

小樽市において今や観光は重要な基幹産業になっており、運河や石造倉庫群、歴史的建造物が今もなお多く残り、レトロやノスタルジックな雰囲気を醸し出しているまちの特性を捉え、観光振興策を積極的に推進していく必要がある。
また、札幌市に隣接していることから、滞在時間の短い立ち寄り型の観光客が主流となっており、「通過型観光」から「時間消費・滞在型観光」に移行することで経済波及効果を高めていくことが必要である。
こうした中、歴史的建造物活用に加えアートと能楽堂の舞台を融合したモニターツアーの実施や小樽の歴史的建造物を多くの人に知ってもらうために写真パネル展を開催したほか、デザイン性を重視したこれまでにないガイドブックを製作し、個々の事業を有機的に連動させることで、新たな観光事業の創出を目指している。

工夫した点・アピールポイント

「小樽/北運河アートプロジェクト」と小樽市能楽堂を活用した舞台「夢の夏宵路」を融合し、“生きた空間”の演出や写真パネル展を連動・連携させた観光新商品化に向けたモニターツアーの実施の他、デザイン性を重視したガイドブックを製作、観光マップも兼ね備え、市内に点在している経済、政治・行政、事業、文化、邸宅のジャンルに分けその歴史的背景を伝え、小樽の魅力の奥深さを紹介、東京・関東圏等の旅行会社に配置し、小樽運河にとどまらない小樽観光の新たな魅力向上に努めている。

今後の展開・未来像

歴史的建造物探訪ツアーについては、アンケートにより多くの意見を伺うことが出来たことに加え、札幌地下歩行空間や坂牛邸において開催した写真パネル展も大きな反響があった。
ガイドブックは、市内外の各ホテルにも配置したことから小樽の魅力や観光都市としてのポテンシャルの高さを改めて示し、産業遺産に加え文化や芸術の面からも小樽ならではの魅力をPR できる企画となった。
今後は、小樽に現存する歴史的建造物の様々な活用方法を企画するとともに、点在する歴史的建造物を点から線、面へと繋げていくことにより、見て、触れて、体験できる観光施設として魅力を高め、時間消費・滞在型観光の創出に繋げていきたい。

活用した地域資源

  • 歴史的建造物探訪ツアー:北海製罐(株)小樽工場第三号倉庫、小樽市能楽堂、JR小樽駅、坂牛邸、旧三井銀行小樽支店、茨木家中出張番屋、旧日本郵船(株)小樽支店、和光荘、旧手宮線機関車庫、夢の夏宵路、北運河アートプロジェクト
  • 歴史的建造物の街 小樽:ガイドブック:小樽市指定歴史的建造物71棟他

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小樽商工会議所

〒047-8520北海道小樽市稲穂2-22-1小樽経済センタービル3階

小樽商工会議所のオススメ

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    大正12年、荷役のための水路として完成。小樽の発展を支える重要な施設として活躍。今は貴重な観光資源としてその役割を果たす。北運河は今でも当時の運河幅を残す。

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    昨年開催されたアートプロジェクト(北海製罐第三号倉庫)。現在、71棟の小樽市指定歴史的建造物が現存。

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