愛知、三重、滋賀をターゲットとして、奥の細道むすびの地記念館、水門川舟下り、産業観光施設などの地域資源を活用し、おもてなしツアーの開発とPR活動に取り組む。将来的には旅行会社による商品化を目指す。
概要・活動内容
当所が、平成23年度に地域力活用新事業∞全国展開プロジェクトを活用して行ったおもてなし調査から、大垣市や西美濃地域における、観光客の満足度や人気度が高い観光名所、イベントとは、奥の細道むすびの地記念館や水門川舟下りということが分かった。
奥の細道むすびの地は、平成24年4月に記念館がオープンし、水門川舟下りは、平成23年からJR東海とのタイアップにより運行回数が拡大されるなど、当地域ならではのおもてなしを提供できる観光名所、イベントとしてさらに充実してきている。
平成24年度は、当地域への誘客促進をはかるため、地域力活用新事業∞全国展開支援事業を活用し、奥の細道むすびの地記念館や水門川舟下りなどの西美濃の名所およびイベントの情報発信を行うとともに、「西美濃おもてなしバスツアー」を開催した。
ツアーは、愛知発着、三重発着、滋賀発着と3回実施し、合計95名が参加した。
工夫した点・アピールポイント
当所が、これまでに行ったバスツアーで、愛知発着コースは実施したことはあったが、三重発着、滋賀発着コースは初めての試みであった。
愛知発着コースは、「食と農」、三重発着コースは、「紅葉狩り」、滋賀発着コースは「戦国時代」とそれぞれテーマを設けて実施した。ツアー参加者に対するおもてなしを高めることを目的に、地元の大垣商業高校の生徒による観光ガイドや、俳優・原口剛氏による車内朗読劇なども企画に組み入れた。
どちらの企画も参加者に好評であったが、大垣商業高校の観光ガイドについては、若い人に自分たちが住む地域について関心を持ってもらうということと、大垣を訪れた方に対するおもてなしの大切さを感じてもらえたという意味でも効果があった。
今後の展開・未来像
旅行会社と連携し、愛知、三重、滋賀などから恒常的に大垣市や西美濃地域に送客してもらえるよう、今回実施したツアーをブラッシュアップし、商品化を目指す。
また、産業観光、芭蕉、水都などをキーワードとして、地域の魅力を発信し続けるとともに、街道観光など、これまで当所が取り組んでいない切り口からも事業展開し、交流人口の拡大を図っていきたい。
活用した地域資源
奥の細道むすびの地記念館、水の都おおがきたらい舟(イベント)、木枡作り体験、和菓子作り体験、大垣城、関ケ原古戦場、養老公園、お千代保稲荷、三輪酒造酒蔵、飛騨牛
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