御食国答志島ならコレ!という料理と日帰り客も満足する観光メニューの開発。
概要・活動内容
答志島は、観光客の減少や漁業の担い手の高齢化が大きな問題となる中、伊勢神宮式年遷宮を前に、このチャンスを生かそうと島の気運が高まっている。
しかし、集客の核である伊勢神宮で増えている女性や若年層の日帰り参拝客を意識した、体験メニューなどの整備は大きく遅れており、日帰り客を受け入れるメニュー開発が課題になっている。
こうしたことから、答志島の観光誘引力の向上と島旅の満足度を高めるために、現地調査で掘り起こした観光資源とそれぞれの資源の由来などをもとに新たな観光商品として、答志島の自然や歴史文化が育む「島の力を体得する4つの力道」を開発した。
工夫した点・アピールポイント
答志島の資源を活用した自然や歴史文化が育む「島の力を体得する4つの力道」
(1)心の荷を下ろし、幸せな人生を開く力を禅の教えに学ぶ「禅の道」
~禅系の寺・潮音寺と隣接する美多羅志神社の座禅の石から蟹穴古墳につづく力道
(2)天平から変わらぬ女性の夢を叶えてくれる「やまとたちばな万葉の道」
~船泊まりを眺めながら良き人を思い渡る願い橋と八幡神社につづく力道
(3)雄大な宇宙と岩屋山古墳の巨石に生命の力をもらう「天空の道」
~鎌倉期作2仏を守り受け継ぐ本誓寺と富士見の丘から岩屋山古墳につづく力道
(4)九鬼嘉隆の勝運と自然力を獲得する「希望の道」
~戦国の世を駆け抜けた水軍の将九鬼嘉隆の勝運と自然力を獲得する希望の丘力道
今後の展開・未来像
当事業で開発した「4つの力道」を通じて答志島の景観や、歴史文化を情報発信し、魅力づくりにつなげていきたいと考えている。
また、「4つの力道」をコースに設定したノルディックウォーキング大会を定期開催し、答志島での滞在時間を増やすとともに集客に努めていく。
活用した地域資源
答志島の自然や歴史文化が育む「島の力を体得する4本の力道」
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鳥羽商工会議所
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