「瀬戸内海」を広域に周遊・滞在する「新たな旅のスタイル」を創造するとともに、「瀬戸内海」をプラットフォームとしたニューツーリズムの定着化を促進し、「松山・広島」間の交流人口を拡大・地域活性化を実現する。
概要・活動内容
「瀬戸内海」を「広域」に周遊滞在する旅行商品群は、現状では企画・販売されていない。また、海上交通機関を活用した広域周遊滞在型商品も、現状では企画・販売されていない。そこで、当プロジェクトでは、平成26年3月に瀬戸内海が国立公園指定80周年を迎えるにあたり、瀬戸内海エリアの島々・みなと・周辺地域に点在する観光資源(広島・宮島・呉・松山・しまなみ)をはじめ、多島美の景観、歴史・文化・産業などを活用し、広域に周遊・滞在する「新たな旅のスタイル」を創造するとともに、「瀬戸内海」をプラットフォームとしたニューツーリズムの定着化を促進し、「松山・広島」間の交流人口の拡大を促し、地域活性化を実現するものである。
工夫した点・アピールポイント
チャーター船の利用により定期航路では味わえないクルーズを設定した。また松山・広島双方向より出発し、今治港で接続・乗り換えが可能な広域周遊ルートとして商品化の検証を行った。これにより参加者が日帰り・宿泊の両プランを選択が可能となり、今後の商品開発において旅程の幅が広がった。また、モニターツアーの結果、四阪島や小島散策、水軍博物館・能島、大島での昼食など、満足度の高い新たな現地サービスの商品化が可能であると判明した他、満足度が低いサービスにおいても、ブラッシュアップを行う事により、今後の商品化の可能性が生まれた。
今後の展開・未来像
瀬戸内海が国立公園指定80周年を迎える平成26年3月に備えて、当事業のモニターツアーにより開発された地域資源や周遊ルート等を、全国を発地とする観光客をターゲットに向けて情報発信し、瀬戸内海への旅行需要の喚起を促す。
これにより、瀬戸内海をプラットフォームとした、ニューツーリズムを活性化することで、広域に周遊・滞在する新たな旅のスタイルの更なる「商品化・定着化」に繋げることを目的に今後、当事業を展開する。
活用した地域資源
瀬戸内海国立公園、道後温泉、瀬戸内しまなみ海道、波止浜ドッグ、小島、能島、原爆ドーム、小島の芸予要塞、音戸の瀬戸、宮島(厳島)
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松山商工会議所
〒790-0067愛媛県松山市大手町2-5-7
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