このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

民間主体の着地型観光事業をさらに加速させるため、岸和田の魅力を浜側から山側にも拡大して、全市的な魅力発信を行い、市内産業活性化に結びつける。

概要・活動内容

まち歩きなど岸和田の観光ニーズは潜在的に存在すると考えられていたが、岸和田を巡るツアーの企画は極めて少なく、だんじり祭の際にバスツアーが集中的に催行される程度で、岸和田の観光を個人やグループで楽しもうとしても、最適なマップ等のツールが提供されていないなど、環境が十分に整っていなかった。
そこで、平成23年度に、その年の10月から放映されたNHK 朝の連続テレビ小説「カーネーション」の効果を活かし、マップの作成や着地型ツアーの企画・試行に取り組んだ。
平成24年度は、さらにこの取り組みを発展させ、市民も知らないディープな岸和田情報やそれらをつなぐ観光モデルコースを掲載した全市マップ「岸和田これ知ってるけ?」を作成、ホームページによる情報発信の充実を目的として、本プロジェクトを実施した。

工夫した点・アピールポイント

岸和田の観光資源として、だんじり祭は全国区の知名度となっているものの、有名な9月祭礼だけでなく、山側の地区では10月祭礼もあること、だんじりにちなんだ生活文化や、他には見られないすばらしい伝統工芸等が存在する。
また、だんじりだけでなく、市民にもあまり知られていない貴重な寺社仏閣の観光資源や、食文化なども市内には多くあり、それらに注目し、メディアに取り上げられるような情報発信をしていくため、これまでに岸和田に無かった特徴的なカタログ的マップを作成した。
さらに、商工会議所が市内に点在する多くの観光資源や観光団体をつなぐコーディネート役となることを目指し、ホームページ「岸旅」も新設した。

今後の展開・未来像

地域力活用新事業∞全国展開プロジェクトを活用して、平成23 年度から「岸和田観光振興プロモーション委員会」を設置し、関係者間の情報共有を図るとともに、個別の着地型ツアーの企画・実施や情報提供などにおいて、商工会議所が積極的にコーディネート役となり取り組んできた。
今後も、本委員会を継続し、情報共有を図っていくことが確認されているところである。また、商工会議所としては、今後も積極的に市内関係団体や事業者に働きかけて、観光モデルコースの作成と情報発信に取り組む予定であり、フィルムコミッション等についても積極的に事業展開していく予定である。

活用した地域資源

だんじり祭を通じた「だんじり文化」、祭だけでない岸和田の人も知らない岸和田の魅力

このプロジェクトの商工会議所はこちらです

岸和田商工会議所

〒596-0045大阪府岸和田市別所町3-13-26

岸和田商工会議所のオススメ

  • 岸和田城を中心とした城下町の散策とだんじり会館

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    NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」の舞台となった商店街やだんじり小屋、岸和田城や本町の街並みやだんじり祭以外の日でもだんじりが楽しめるだんじり会館等城下町周辺を散策してほしい。

  • 水茄子

    水茄子

    通常のナスより丸みを帯びて水分を多量に含んでおり、ほのかな甘みもあって生食が可能。糠床に漬け込んだ浅漬けや、漬物調味液に漬け込んだ漬物として食べられている。

  • 村雨

    村雨

    小豆のこし餡に米粉や餅粉を加えてそぼろ状にしたものを蒸し上げた棹菓子。至ってシンプルで飾り気も無い、素材の持ち味をそのまま味わえる泉州を代表するお菓子。