過年度実施してきた事業に新たなる新製品を開発していくことで、更なる認知度の向上ならびに「フルーツ王国おかやま」というイメージの定着化を図る。 この取り組みにより参加企業の収益の拡大や地域経済の活性化・観光振興に資する。
概要・活動内容
岡山の産業・観光振興を図ることを目的に、岡山県産の果物を使用した特産品・加工製品の中で特に品質の高い製品を厳選して、「おかやま果実」ブランドに認定し全国発信する事業を展開している。活動内容としては、毎年新製品を募集し、応募製品の中から特にこだわりの強い製品を「おかやま果実」ブランドに認定し、製品ラインナップを充実させている。今年度の「おかやま果実」ブランド認定審査会は平成24年11月に実施し、7社10製品をブランド認定した。また、地域の特産品販売会やお祭り、首都圏への観光PR イベントなどに参加し、製品の周知も実施している。その他各種展示商談会にも積極的に参加し、製品の販路拡大につながる活動にも力を入れている。その中でも毎年参加している、共同展示商談会「feel NIPPON」に力をいれており、毎年百貨店、高級スーパー、ホテル等から多く引き合いがある。
工夫した点・アピールポイント
今年度は新製品開発や販路拡大の場面において、「岡山は果物が豊富」というイメージを定着させることを意識した。参画事業者や審査員等にも声をかけ、豊富な果物が新製品と認定されるような取り組みを行った。その結果「ゆず」「レモン」「イチジク」「梅」「マルベリー」など岡山では比較的珍しい果物を使った新製品も認定され、注目を集めた。審査員からも「岡山ではめずらしい果実を使用した新製品が多く、県産果実の豊富さがPR 出来そうだ。」と高評価であった。その後出展した展示商談会などでも「岡山は果物が多いですね。」との言葉をたくさんいただき、「果物王国岡山」のイメージ作りに役立った。
今後の展開・未来像
課題は今後継続してこの事業を展開していくための枠組みを十分に確立していくこと。今年度については、本事業の補助金を活用し製品開発や販促を実施できたが、来年度以降は自主財源で展開していく必要がある。資金の調達や、少ない資源でも最大限の効果が発揮できるような枠組みを考えていくつもりである。今後は県、市だけでなく、その他の中小企業支援団体とも密に連携を図り、各種イベントの共同開催や情報共有による相乗効果を生かした事業を展開する。
活用した地域資源
岡山県産果物
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岡山商工会議所
〒700-8556岡山県岡山市北区厚生町3-1-15
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