お祭りの前後２ヶ月間、ユネスコ世界無形文化遺産『小千谷縮』を活用した事 業を核とし、他の地域資源を織り交ぜながら交流人口の増加と地場産業の振興 を目指して事業展開を図っていく。
概要・活動内容
「おぢやまつり」「片貝まつり」という地域に古くから根差しているイベントの前後２ヶ月間、小千谷市を一つの「博覧会会場」として見立て、様々な地域資源の魅力を集めた「越後ちぢみの里 おぢやこいこい博」を開催した。期間中は「おぢやまつり」「片貝まつり」といった動員力あるイベントを縦軸に、「小千谷縮」「錦鯉」「牛の角突き」「農業収穫体験」等を横軸にして、それぞれの地域資源の魅力を織り交ぜながら、期間集中的に一堂に紹介することで相乗効果を引き出し、当市への来訪者を増やして地域経済に貢献しうる観光事業を実施した。
工夫した点・アピールポイント
事業認知度向上を目指して、様々な広告媒体を活用してイベント参加者増を図った。紙媒体とホームページ、ＷＥＢ対策の併用効果により、ホームページへのアクセス件数は、昨年度に比べて８．４％の伸び率となり、潜在顧客の拡大に一定の効果があった。
今後の展開・未来像
まだまだ事業認知度を上げる必要があるため、本年度の問題点、課題等を十分に検証し、近隣県や首都圏をターゲットにした広報宣伝活動をホームページを中心にして継続して行く。また、観光事業を円滑に進めるためにも地域観光に係わるヒト・モノ・カネを包括的に一元管理・運営する母体組織の設立と、情報発信を一極集中的に行っていくことが重要である。
活用した地域資源
おぢやまつり、片貝まつり（世界一正四尺玉）、小千谷縮（ユネスコ世界無 形文化遺産）、錦鯉、牛の角突き（国重要無形民俗文化財）、農業収穫体験、 古民家
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小千谷商工会議所
〒947-8691新潟県小千谷市本町２－１－５小千谷商工福祉会館
小千谷商工会議所のオススメ
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牛の角突き
国指定重要無形民俗文化財である「牛の角突き」は、江戸時代後期に滝沢馬琴が書いた『南総里見八犬伝』にも記述がある地域の伝統行事。
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錦鯉
当市発祥の「泳ぐ宝石」とも呼ばれる錦鯉は、雪国の清らかな水と豊かな土壌で育てられた芸術作品。
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小千谷そば
別名「へぎそば」「手振りそば」と呼ばれ ており、そば粉のつなぎに布海苔（ふのり） という海藻が使われているのが特徴。