概要・活動内容
滝川市では人口減少が続いており、商業販売額や工業販売額、農業生産高も減少傾向にある。そんな今、古くから続いてきた農業の活性化や農業振興、中心市街地の賑わい創出のため、人々が訪れたくなるような魅力づくりが求められている。
そこで昨年度の調査研究事業の結果を受け、本体事業1年目では滝川産りんごを使った「シードル（りんごの発泡酒）」の製造体制確立と試作品づくり、SPF豚肉や合ガモ肉、ソバ粉、玉ねぎなどの野菜を使った「キッシュ」と「ガレット」の普及を図り、農業というイメージだけの滝川市から、滝川市ならではの食を堪能できるまちとすることを目的とした。
滝川市の農産物の付加価値化や食の魅力で観光振興へつなげ、滝川市の飲食店が参画することで、中心市街地の賑わい創出を目指す。
アピールポイント
シードルは、昔から滝川市民に愛されている「旭」という品種を中心に、滝川市らしいりんご品種で作り上げるよう、こだわって製造を進めている。
キッシュとガレットは、より広く市民や観光客にPRしていくため、料理教室の開催、市内飲食店でキッシュとガレットを提供してくれる協力店の発掘とそのマップの作成など、様々な角度から市民や観光客に浸透できるよう取り組みを進めている。シードルとキッシュ・ガレットのさらなるブラッシュアップを目指し、マーケティング調査も実施している。
今後の展開
今後は、より多くの人に愛飲されるシードルの開発を進めるとともに、PRにも力を入れていく。キッシュとガレットに関しては、市内飲食店での提供を定着させていき、市民にも家庭で作れるキッシュとガレットを広めていきたい。
一つの大きな課題としてりんご農家の減少があり、りんご農家がある滝川市の原風景を取り戻し、シードルの原料を確保するため、高齢化や後継者不足などの課題を解決する施策の検討も長期的な視点で進める。
最新のトピック
平成25年9月6日・7日に行われた「滝川商工会議所設立100周年記念事業」にてキッシュとガレットの試作品について調査を実施。
平成25年12月5日に滝川市民を対象にしたキッシュ・ガレットの料理教室を開催し、アンケートを実施。
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活用した地域資源
りんご（旭、ひめかみ、ハックナイン、つがる）・合ガモ肉・ＳＰＦ豚肉・羊肉・ソバ粉・玉ねぎ、ごぼうなどの野菜・小麦粉（はるゆたか、キタホナミ）
（上記は全て滝川産）
このプロジェクトの商工会議所はこちらです
滝川商工会議所
〒073-8511北海道滝川市大町１－８－１
滝川商工会議所のオススメ
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ジンギスカン
滝川市は味付けジンギスカン発祥の地として全国的に知られ、市内で生産される羊肉や野菜を使ったレストランなども増えてきている。
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お米や合ガモなどの農畜産物
石狩川沿いの肥沃な大地で育った米を中心に小麦、そば、玉ねぎなどの野菜、りんごなどの果樹、合ガモ肉、豚肉、羊肉、牛肉など多品種の農畜産物を生産しています。最近は、滝川市の観光大使の第69代横綱・白鵬関の名を冠した縁起米「横綱 白鵬米」を販売し、滝川産のお米のPRを行っている。
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たきかわスイーツ
市民から愛されるスイーツづくりを目指して、菓子店と消費者の有志で構成するグループが季節ごとにテーマを決め、地元の食材をベースにしたスイーツを参加各店がアイデアを絞り製造する「たきかわスイ－ツ・アクション・プログラム」を行っている。