このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

本事業は、ナビ付き電動アシスト自転車・徒歩を活用した広域観光の可能性調査を目的としている。
黒石市・平川市・田舎館村を繋ぎ、個人観光客を意識した自由度・利便性の高い現代の観光ニーズにあった魅力的な観光地づくりを進め、現在の通過型から、滞在・着地型観光地への転換を図るための調査を実施。
当所では、㈲forteと共同で「ナビチャリ」、ITを活用し、地域資源などをPRしてきた経緯もあり、広域観光にチャレンジしたいと考えた。
今年度は各地域の観光コンテンツを掘り起こし、広域観光のモデルコース立案のための調査をしている。

アピールポイント

モデルコース立案については次のことに留意して討議を重ねている。
1.自転車の特性を活かしたコースである(交通量が少なく景観が良いこと)。
2.コンテンツ間移動時には骨電動ナビシステムで地域の歴史等を解説し利用者に楽しんでもらう。
3.季節感を大事にしたコースづくりにする。
4.このコースでなければ体験できない企画を盛り込む。
5.モデルコースマップには飲食店等の事業者のサービスクーポンを付け、事業者と地域の協力を得ることで事業者自体が地域活性化について自発的に考えるきっかけとする。本事業で将来的な独立運営の基礎づくりをする。

今後の展開

【課題】
1.ナビ付き電動アシスト自転車の簡易的貸出システムの開発。
2.当事業の認知とブランド化。
3.将来的に収益を上げるための仕組みづくりのため事業者の独立運営に関する準備。
【展望】
各地域で自転車観光の認知を高め、当事業をブランド化するために県内外への広報活動を積極的に実施したいと考えている。
※来年度以降の事業計画は次の通り。
1.レンタサイクル運用拠点候補者向け体験会の実施。
2.消費者向けレンタサイクル試験運用。
3.旅行パッケージ化。
4.地域ポイントカードを活用した貸出システム・地域還元サービスの社会実験。

活用した地域資源

ナビチャリ ・田んぼアート ・こみせ通り・ 盛美園

このプロジェクトの商工会議所はこちらです

黒石商工会議所

〒036-0307青森県黒石市市ノ町5-2黒石市産業会館2階

黒石商工会議所のオススメ

  • 黒石市 「黒石つゆやきそば」

    黒石市 「黒石つゆやきそば」

    黒石やきそばは、太くて平らな麺で、見た目は「うどん」のように見えるが、食べるともちもちで、ウスターソースがよく絡み独特の食感のある黒石市のソウルフード。現在、人口38,000人のまちに約70店舗のやきそば取扱店があり、平成19年から「やきそばのまち黒石会」がやきそばを通じて黒石市のPR活動をしている。地域の店から生まれた「つゆやきそば」(やきそばにつゆをかけたもの)が昭和30年代後半に登場し、珍しい庶民の味として今でも親しまれている。

  • 平川市 「盛美園」

    平川市 「盛美園」

    宮崎駿監督の「借りぐらしのアリエッティ」の作画の参考になった庭園。大石武学流の庭園の中に明治41年に建てられた和洋折衷の建築物がある。
    書院造りの客間とそこから眺める庭園風景が素晴らしく、京都の無隣庵、青風荘とともに我が国における三名園の一つに数えられている。

  • 田舎館村 「田んぼアート」

    田舎館村 「田んぼアート」

    田舎館村は、平成5年から地元の稲を使って田んぼアートを施す事業をしており、お城を模倣した役場の展望台から観覧できることで有名。稲の種類によってアートの濃淡が表現され、その技術は稲で作られたと思えないほど精巧にできている。アートの主題は毎年話題性のあるもので、年間約22万人の見学者のある人気スポット。