このサイトは2020年3月31日まで稼働していた、feel NIPPONの活動報告サイトのアーカイブです。
2019年度までの活動報告をご覧いただけます(現在、更新はしておりません)。

概要・活動内容

平成23年3月11日の東日本大震災による未曾有の大被害に加え、福島第一原子力発電所事故の影響で、主要産業である農業面が「風評被害」による買い控えにさらされるなど、農業産出額の大幅な低下が顕著であり、風評払拭と消費拡大を図ることが農作物再興への喫緊の課題である。
「地産地消」による産業振興施策と、地域産業資源に認定された農作物を活用した、新たに「売れる」特産品開発を面的な取り組みとして白河再興プロジェクトを実施するための活用可能性を検討した。地元農作物に対する不安払拭と地元農作物の消費定着、および消費者志向の特産品の試作品開発が目的。

アピールポイント

平成20年以降、白河市では、「白河だるまバーガー」の開発、白河市農産物ブランド化促進研究会の立ち上げ、白河市農産物ブランド基本方針策定、白河市農産物ブランド戦略委員会設立など、さまざまな施策を講じてきた。平成25年9月までに白河市農産物ブランド認証産品を15品認証している。福島県においては、白河・地域産業6次化推進協議会を設置し、平成23年度には、「トマト」を素材とした6次化商品が9種類研究・開発された。
また当所としては、震災直後の平成23年4月に農産物・地場産品安全安心体感フェアを実施し、いち早く風評被害払拭のために取り組み、平成25年には白河農商工連携産業協議会を設立した。

今後の展開

専門家を招聘し、地域資源に関する環境分析と商品コンセプト・ターゲットの設定、消費者等のヒアリング調査、試作品開発のための材料収集と商品仕様案を作成する。また、地元農作物を有形での販売促進のみならず、手を加えて、手軽に消費できる加工品(例:栄養素がそのまま摂れ・食物繊維が豊富で・生きた酵素を摂取できる「スムージー」等)について検討し、試作したい。
これら地産地消の推進により、地元農作物に対する不安払拭と地元農作物の消費定着を図っていく。

活用した地域資源

米・大豆・はとむぎ・きゅうり・トマト・ブロッコリー・ほうれんそう・しゅんぎく・レタス・桃・ブルーベリー・しいたけ・なめこ
(上記の農産物は白河市農産物ブランド)

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白河商工会議所

〒961-0957福島県白河市道場小路96-5

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