概要・活動内容
震災~復興への経緯(エピソード)にフォーカスし、実際に被災現場に足を運び、被災状況などを見ながら自らの経験などを伝承し(語り)、来訪者と意見交換することは、地域のみならず震災対策などを行う地方自治体やまちづくり団体、産業界にとって必ずや役立つものになると考えた。
加えて、地域外の方々が地域を訪れることによって、地域が元気になる一つの契機になればと考え、「震災関連視察プログラム」の開発に取り組んでいる。

アピールポイント
「須賀川」に足を運んでいただくためにはどうしたらよいかを念頭に取り組んだ。多くの地域の中からどうしたら「須賀川」を選んでいただけるか、その一つとして、「須賀川でしかみる(聞く)ことのできない素材」は何か議論を重ね、「藤沼湖」、「福島空港」、「中心市街地」の3つの素材に特化した震災関連視察プログラムの開発に取り組んだ。

今後の展開
開発した3つのプログラムを運営するため、プログラムの内容を見直したり、案内の仕方やみせ方などについてモニターツアーなどを繰り返しながら検討していきたいと考えている。
現在はおもに大人を対象としたモニターツアーの実施にとどまっているが、小・中・高校生を対象とした「震災学習支援」に対応できる体制も整えていく予定。

活用した地域資源
東日本大震災で震度6強の揺れを観測した須賀川地域の被災状況や復旧復興状況・震災経験知
メディア掲載事例・受賞履歴
地元紙マメタイムスにモニターツアーの様子が掲載(平成25年8月26日付)
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須賀川商工会議所
〒962-0844福島県須賀川市東町59-25
須賀川商工会議所のオススメ
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かっぱ麺
須賀川は露地栽培夏秋きゅうり市町村別収穫量日本一を何度も獲得。そのきゅうりのしぼり汁のみで練り上げている。
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須賀川牡丹園
明和3(1766)年に薬種商の伊藤氏が牡丹の苗木を兵庫県宝塚市から持ち帰って栽培をしたのが始まり。昭和7(1932)年に国の名勝に指定され、290種7,000株の牡丹が大輪の花を咲かせる。歴史ある牡丹園では品種改良にも取り組んでおり、「昭和の夢」、「須賀川の微笑み」「希望の光」など牡丹園で生まれた品種は必見。
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ムシテックワールド
自然に囲まれた科学館。展示物を見るだけでなく、週ごとに内容が変わる工作や実験の講座、野外活動、サイエンスショーなどが楽しめる参加体験型の施設。世界の昆虫にも触れ合える、こどもから大人まで楽しむことができる館。